雨だった。雨が降っていた。ちくしょー。
まぁでもいいか。最近、日曜日の雨は、あんまり悪者にならないのです。ちょっと悲しいことに。
「乗り物なのにどこか別のところには決して辿り着けないものなぁ〜んだ?」
答えは簡単。60分居眠りした山手線と、観覧車だ。他にもありそうだけどね。
まぁ前者は起きてれば途中下車できるから別として、後者は乗り物のくせに
どこへも連れていかない無用の長物である。身も蓋もない言い方をすれば。
しかしそうではないんだな。当たり前だけど。
"うまく言えないが、あれは、きわめて哲学的な乗り物だ。あそこには、日常性の裂け目がある。神秘に通じる形而上学がある。"
と、全然うまいこと言ってる小説を今日読んだのだ。まだ途中だけど。
人生とは観覧車のようである、、。もちろん人生を生活に置き換えてもいい。
ぐるぐるぐるぐるおんなじとこを廻ってて、どこにも辿り着かないけれど、
決しておなじ一周はないッ。みたいなー。
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