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資生堂ANESSAのサイトはなぜ格子状? 43,000個ものマス目で描かれており、 そのマス目はひとつひとつ濃度を変え、 不思議な立体感を生む効果になっているとのこと。 手作業のデジタル。江戸のデジタル絵師(一気に怪しい)。 若冲の絵をよく見ると、鶏のトサカは格子が周辺よりも細かい。 面白いなぁ。江戸時代にこんな映像的な絵を描く人がいたとは。 ANESSAのサイトが若冲を模して、立体感の 強調のためにグリッドを付けたかどうかは不明。 たぶん別の理由(もっと美術史やっときゃよかった!)。 ところで、今どきのFlashサイトはH.264という技術で ハイビジョン映像を高い画質のまま見せることができる。 ANESSAもこの技術を用いてフルサイズ動画にしているのだと思う。 なのにわざわざカクカクに粗くするのは、立体感の強調という よりも、15日に書いたように「生々しさを弱める策」かも。 ゲーム映像のようにも見える。より軽い感じ。 軽い!?データ量を軽くすることもできそう。 また、ドット感を出すことで印刷のグラフィックのような シズルを狙っているのかもしれない。 これは「動くグラフィックボード」なんですよ、と。 だとしたらちょっと面白いし僕はその術中に填ってる。 まぁ、すべて脳内で解除できるけど。
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