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2008年03月26日(水)
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akasaka Sacas |
夢を見た。
海沿いのハイウェイ、猛スピードで走る黒いクルマ。 波はなく、おだやか。
後部座席に深々と座る僕は、車窓からみえる 海と小島に質問する。「ここはどこですか?」
運転中の“先生”がぶっきらぼうに答える。 「瀬戸内海だよ、俺とお前の」 僕は愛媛出身、“先生”は向かいの広島出身だった。
トンネルの手前の橋を渡りかけたとき、 歩道を歩く女の子と目が合う。 それは昔面倒をみた女の子。風景がスローになる。
「お元気ですか?」
言葉をかけられた途端にふたたび猛スピードで 走り出す。クルマじゃなく時間が流れ出したのかも。 彼女は昔から美人だったけど、別人の顔つきだった。
ところ変わって会社の廊下、先輩に質問する。 「僕、赤坂で何したらいいんですか?」
「え?好きにやればいいんだよ!」 力強く言われて、困惑したまま目が覚めた。
この春から、仕事場が品川から赤坂に変わる。 これはどうやら現実。
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