note|tacrow.com
今いちばん好きな女優、の口、を壁紙に。
家にいても会社にいても 見るのはデスクトップ、ではいかんなぁ。
と思ってテレビを見る(モニターってことでは同じ)。
大学の同級生がディレクターをやった ドキュメンタリー は 手持ちカメラの手ぶれとか、深掘りする前に対象が次々と 変わって終わっちゃう構成とか、若葉マークな面が目立っていた。
でもそれは、在京キー局デビュー作品としては きっと上出来なはずで、この先、この次に、もっと 取材対象とその周囲に転がる問題に肉薄してくれる…と思う。
今回はちょっとファンタジーっぽいというか、 対象を広げすぎて個々人の捉え方が浅いところで 終わっちゃったかな?というのが僕の素直な感想。
あくまで明るい、将来に展望のあるところを出したい! という前向きな意志、みたいなのは感じた(同級生に)。 作っていて、対象と自分を重ねちゃったのかもしれない。
逆に、登場人物のマンガ家さんたちには共感しにくい。 あの「トキワ荘」が生ぬるい避難所に見えたのが原因。 ホントにプロのマンガ家を目指してるの!?と。
範囲を人で広げるんじゃなくて、ひとりを軸に場所や 家族に拡大してもよかったんじゃないかなーなんて。 そんなこと、あのオータさんならすでに考えてたか。
なんだかんだ言って、テレビの向こうから聞こえる 取材中のディレクターの声は聞き覚えのあるもので、 テロップもばっちり流れて、思いがけずこっちが緊張した。
見てよかった。次にも期待。
|