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2008年01月18日(金) 真木さんと


今いちばん好きな女優、の口、を壁紙に。

家にいても会社にいても
見るのはデスクトップ、ではいかんなぁ。

と思ってテレビを見る(モニターってことでは同じ)。


大学の同級生がディレクターをやった ドキュメンタリー
手持ちカメラの手ぶれとか、深掘りする前に対象が次々と
変わって終わっちゃう構成とか、若葉マークな面が目立っていた。

でもそれは、在京キー局デビュー作品としては
きっと上出来なはずで、この先、この次に、もっと
取材対象とその周囲に転がる問題に肉薄してくれる…と思う。

今回はちょっとファンタジーっぽいというか、
対象を広げすぎて個々人の捉え方が浅いところで
終わっちゃったかな?というのが僕の素直な感想。

あくまで明るい、将来に展望のあるところを出したい!
という前向きな意志、みたいなのは感じた(同級生に)。
作っていて、対象と自分を重ねちゃったのかもしれない。

逆に、登場人物のマンガ家さんたちには共感しにくい。
あの「トキワ荘」が生ぬるい避難所に見えたのが原因。
ホントにプロのマンガ家を目指してるの!?と。

範囲を人で広げるんじゃなくて、ひとりを軸に場所や
家族に拡大してもよかったんじゃないかなーなんて。
そんなこと、あのオータさんならすでに考えてたか。


なんだかんだ言って、テレビの向こうから聞こえる
取材中のディレクターの声は聞き覚えのあるもので、
テロップもばっちり流れて、思いがけずこっちが緊張した。

見てよかった。次にも期待。




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