note|tacrow.com


2006年04月06日(木) Boot Camp

Apple社がインテルMacで
Windows XP を起動できるツールを公開した


インテルチップ搭載Macなら、
1台でWindowsも使えてしまう。
しかも、正規対応。


Appleにしてみれば因縁のWindows解放は
本意ではなかっただろうが、そこに"Switch"という
商機があると目論んでのことだろう。Winユーザーに
ますますMacをアピールしやすくなったってもんだ。

そしてコアターゲットではないはずの
元々のMac使い(25歳・男・都内在住)も、

「大阪にいる弟もWeb業界に興味あるって言うし、
ならば今のPowerBookはお下がりであげちゃって
俺は買い替えかな〜?」という皮算用を弾いたり。

思わぬ波及効果(ということにしよう)。


2ボタンマウスの採用など、
最近のMacはMr.臨機応変だ。
変なプライドより商機を優先した。
でも「らしさ」も維持している。

多くのユーザーは使い勝手のよさを選ぶ。
変なプライドは選ばない。
変なプライドはブランドじゃない。

ゆえに「Winはじめました」は賢い決断だし
当然とも言えるが、そこに至るまでがとにかく速い。

個人の自作ツールが横行するくらいなら正規で出す。
だから正面きったプロモーションができる。

で、対応の速さが「らしさ」だとも言われる。
商人だなぁ。


とかなんとか考えながら皮算用に余念がない僕も
これはこれでちゃっかりしてると思う。




< prevnext >ALLtacrow.com