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フォントのことで作業が詰まると、 その瞬間から見るものすべてのフォントが気になる。
例えば車のナンバープレート。 携帯電話のボタン、電車の中吊り広告。 どれも「考えられた」かたちを成している。
日航ジャンボ機墜落事故から20年。 「20年だって30年だって50年だって同じだ。 遺族や私たちにとっては、節目なんてないです」 と、ボーイングが落ちた上野村の元村長が言っていた。
520人の命を奪った惨事に、棺の数は3000を超えたという。 バラバラになった手足のひとつひとつが納められたから。 その写真を見た。今日まで、ぼくはそのことを知らなかった。
空から無数のマグロが降ってくる夢を見た。 降るというより、遠くから弧を描いて飛んでくる。 アジアの野蛮な国がマグロで攻撃を開始したらしい。 高校時代に付き合っていた人と彼女が鉢合わせたり、 必死でマグロをよけたり、それで政府が動いたり、壮大。
60年目の終戦記念日。らしい。 ぼくらが見る戦争はいつも映像の中で、 ぼくには今、戦後を見ている感覚もない。 こればっかりは目撃談ではないから。
恩師がNHKに出ていた。 ビックカメラのPC売り場で見入った。 内容は「ひとにイメージを伝えること」について。
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