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卒業制作展は本日で最終日を迎えます。
4日間という期間は短すぎる気がします。 ですが、いつかバージョンアップして学外でも展示できれば。
改善の余地はまだまだありますし、その点を考えるのが楽しい。
3メートル四方の水を張ったスクリーンに 石の写真と、水の波紋の映像をオーバーラップさせ、 レイヤー間の視差と時間差が写真に新たな時間を与える… とか言葉にすればそういう感じですが、一番のミソは、やはり 進級制作の時にも使った砂利の存在だと改めて思います。
砂利を敷き詰めているせいで、投射面に凹凸が出来、 それが静止画と動画の関係を結び、また分離する。 実験に実験を重ねた部分が像として現れました。
ただ、展示の見せ方としてはまだまだ別の方法もあるし、 流れる映像と写真のスピードを可変にすべきところもあり、 ブラッシュアップはいかようにも出来ると感じました。
ですが、卒業に際して(卒業できるか微妙だけど)、 ぼくの提示できるものはここまでだったわけで、更に先を まったく別の場所でも展示できれば面白くなるんじゃないかと。 そう考えています。
大変いい経験になりました。 ご来場の皆様、ありがとうございました。
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