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一眼デジカメで撮影する仕事をひとつもらい、事務所の 方も見守る中でのバンド撮影というのをやってみた。 1GBのメモリーカードいっぱいに撮影して、今はその整理に追われている。
バンド撮影といってもLIVEじゃなく、ロケ現場を借り切って、 全部自分が仕切っていいということだったので、わりと好きにやらせてもらえた。 撮られ慣れていないドラム君をうまく撮るのが、けっこう難しかった。 そう、こういう写真は、使える写真でないといけない。 よーするに、あまり遊べない。仕事としての面白さと、普段のノリは違う。
そこで。 コンパクトカメラで遊びたいという欲求もたまってくる。 仕事が終わって、コンパクトデジカメの登場。やっぱ楽しい。 人にカメラを意識させないで済むし、乱暴に寄ることも平気だ。 空気みたいなもの。
バンド撮影も楽しくやれたが、なんていうか 楽しさの種類が元々違うので比べようも無い。 機材の住み分けというやつだ。
完成度とは無縁の世界。一眼レフだけでは見えなかったもの。
ポケットから出す、第三の眼。
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