ひとりごと
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ボタニカルアートの教室で竜胆の螺旋を見ていても 電車の中にも漂う金木犀の香りをかいでいても 図書館で夫を待ちながら雑誌を眺めていても どうしても眠い。 落ちていくようだ。
家に帰るなり 「まるで一服盛られたみたい〜」と言って ソファに倒れこみ、ことんと眠った。 こんこんこんこんと眠ってしまった。
夜、目が覚めて気がついた。 一服盛ったのは自分だった。 用心に飲んでいた風邪薬が効いたんだ。
風邪の一番の薬は眠ること。 風邪薬、確かに効いたかもしれない。
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