ひとりごと
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うちのぶどうの行く末 2005年09月13日(火)

やっと穫れたうちのぶどうはきれいでおいしかった。
でも自家製はこんなものなのか、収穫の時期が悪かったのか
ちょっとすっぱかったり渋かったりするものがあるのも確かで
だんだん家族の手が伸びなくなっていった。

せっかくの我が家のネオ・マスカットが腐ってしまっては悲しいので
コンポートを作ろうと思った。
ひとつひとつ丁寧に皮をむいて、白ワインと蜂蜜でとろりと煮た。
ぷるんとした透明なきれいなデザートができるはずだった。
よく冷やして、ガラスの器に盛ったら素敵だろう。
お鍋の中を覗いてその量を確かめて
かわいい瓶を3つ煮沸消毒して、出来上がりを待っていた。

…おかしい。
思ったようなものになっていない。
せっかくきれいにむいたぶどうの粒々は形がなくなって
どろりとピューレ状になっていた。
透明な薄緑色は、琥珀がかった黄色になっていた。
かさは半分より少なくなっていた。
煮詰めすぎたのかしら。

それでも味を確かめてみると、あの酸味も香りもそのまま。
ワインと蜂蜜がぶどうらしい甘みを引き立てていた。
ぷくぷくと浮いてきた種をスプーンですくい取って
ジャムの一歩手前になったところで、ガラスの瓶に移した。
もともとのぶどうはボールいっぱいもあったのに
出来上がりはひとつの瓶のやっと半分ほどだった。

濃縮されたうちのぶどう。
これをヨーグルトにかけようか。
ゼリーやムースにしてもいい。
とても貴重なひと瓶ができた。
おいしいうちに、大切にいただこう。


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