ひとりごと
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今日、テレビで言っていたのだけれど 金木犀の香りは、 桃の花の香りと、 すずらんの香りと、 すみれの香りの成分からできているのですって。
本当だ。 思い出してみるとそんな気がする。 やさしい清楚な甘い香り。
金木犀の香りがこんなに懐かしいのは それぞれの香りの思い出も 一緒によみがえるからなのだろうか。
咲き始めの雨の時には あんなに濃く蜃気楼のようにたまっていた香りが、 すっかり散り敷いた今日の雨の中では ほんのり残り香のように淡く漂っているだけだ。
桃の花でもすずらんでもすみれでもなく 秋の真っ只中、金木犀のオレンジ色の香りだった。
昨夜の夢の中でトトと会った。 水色のトトと遊んだ。 幸せだった。
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