ひとりごと
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ふっくらふくらんだ封筒がポストにあった。 ごつごつとした手触り。 振るとさらさらと乾いた音。 お待ちかねの種たちだ。
ホチキスでひとつ、ぱちんと留められた封を開ける。 丁寧にひとつずつ名前が書かれた 小さな紙袋がいくつも出てくる。 「2004年4月春まきパック」の10種類の種たちと 交換会で希望した10種類の種たちと。 並べて名前を見ているだけでわくわくする。
こんな小さな袋に入っている小さな種たちが それぞれ違った芽を出して、それぞれの大きさに育って それぞれの花を咲かせて、実をつける。 スタートはみんな同じ、この紙袋から。 まとめて入っていたこの茶色い封筒から。
「たねまきガーデニング倶楽部」に入会して4年。 種が届いたこの瞬間が、いつも一番夢がふくらむのだ。 この夢を本当にしていこう。
心を込めて小さな種をまた蒔こう。 湿った土の中で目を覚ました種たちの緑の芽を見つけよう。 お日さまの下で伸びをする葉っぱにほほえもう。 やがて夏に咲く花々は私を幸せにしてくれるだろう。
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