ひとりごと
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パソコンから顔をあげると外が明るくなっていた。 雨の音のかわりに小鳥の声が聞こえていた。
窓を開けると流れ込むひんやり湿った新鮮な空気。 あぁ。気持ちいい! 朝からつけっぱなしの灯りとストーブを消して カメラを持って出かけよう。
空はトルコ石の色。 少し斜めになった陽射しは透き通ったレモン色。 熟した柿をつついて飛び回るメジロの姿が 青空を背景にまぶしく見える。 レンガ塀の蔦は緑から赤への無段階グラデーション。 白ピンクワイン色のコスモスについた雫は虹色に光る。 世の中はなんて鮮やかなんだろう。
雨あがりはなにを見てもきれいで光っていて嬉しくなる。 しばらく自分の息が白いのにも気がつかなかったくらい。 明るいけど本当は寒かったんだなぁ。
犬の散歩といくつもすれ違うようになると もうすっかり光はみかん色。 赤い葉っぱが透けて火のように見えた。 ちょっと温もりが恋しくなって インコとストーブの待つ家へ早足で帰った。
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