日々徒然 〜 更新記録とかとか



黒部の太陽
2006年10月08日(日)
index<<>>

黒部ダムへ行きました。

雨模様だったし、乗鞍は降雪&積雪の表示が出てたので、どうかな・・・と思ったのですが、松本まで下りるとぴかぴかのお天気!
そのまま北上すると、まぶしいくらいの青空なのに、雨がじゃんじゃか降ってきて、たくさん虹が見れました。
運転手だったから、写真取れなくて残念。
どうやら、北アルプス〜立山の山脈が天気の境目だったらしく、黒部のダムは強風&豪雨!朝の天候雪って!?
ぶるぶる、先日の上高地がすでにかなり寒かったので、軽い冬装備で行ってよかった。
こんな悪天候にもかかわらず、かなりの人がいて、さらには、雨装備に着替えて山へ入る人もかなりの数で、びっくりしました。
私らは、展望台で記念写真とってたら吹き飛ばされそうになったのですぐに休憩所へ撤収。
それでもせっかくだからと、殉職者の慰霊碑にお参りして、ダムの上をちょっと歩いたらば、子供がびしょぬれになったので、着替えは車だったし、風邪ひかせてはとすぐに下山しました。

そして今朝、新聞で遭難者多数の記事を見て、なんとも言えない気持ちになりました。
帰り道、大町で温泉に立ち寄ったのですが、そこでお話した女性の方は「天気ひどいから下山してきちゃった」と笑顔で話してみえたのです。
亡くなった方や、未だ山に取り残されている方にも、そういう勇気があったら、と・・・。
遠くから来て、登らず帰るというのは、気持ち的にすっごい難しいことだと思います。
わたし自身、もくもくの灰色雲に包まれた山見て、どうしようか悩んだくせに、せっかく来たからとトロリーバスに乗ってダムまでは行っちゃったし。

そんな私自身も含めて、今の日本人は、危機に対するアラーム機能がすっごく低下してるんじゃないかと思いました。
自分だけは大丈夫、なんてありえないのに。

健康のためにとか、ストレス解消だとか、とにかく気軽に登山をする人がたくさん山にやってきて、私はそんな人たちと比べても、まださらに素人だから、ほんとはえらそうなこと言えないのだけど、でも。

べんりで豊かで、切り取られた世界で暮らしていると、そっちの世界が本当だと思ってしまいそうになるけど、ここは、人間だけの世界じゃない。
いろんな力を手に入れて尚、それ以上の力が存在するところだと思います。



生存している遭難者の方が、早く救助されることを祈っています。



こっち引っ越してきて、こんなに山が好きになるなんて思ってなかった。
なので、あんなにいやだいやだ言ってたここから去るのが、こんなに寂しいだなんて、思いもしなかったです。


index<<>>