最初の子猫...シヤ

 

 

ナショナルトレセンU-16 見学 - 2004年11月20日(土)

  言うこと一緒、やること逆!
2004 ナショナルトレセンU-16(11/19〜23)について(04/11/17) (JFA)
2004 ナショナルトレセンU-16(11/19〜23)メンバー(04/11/17)  (JFA)




ナショナルトレセンU-16 2日目
 
事前にJFAのサイトでスケジュールに目を通していたはずなのに、なぜかこの日にゲームがあると思い込んでいた。朝食後に念のため、と確認して勘違いに気づきました……さらに練習時間まで勘違いしていたため、9:00〜11:00の練習には間に合わない。見ることができるのは14:15からの2時間の練習のみ。行こうかどうか迷ったけど、家で浦和の優勝を見ているのも癪なので昼食を済ませてから見に行くことに。

Jヴィレッジには練習開始30分前ぐらいに到着。
トレセンの見学は初めてなので、よく分からないまま一番手近な第3ピッチを眺める。
ピッチ脇には元からある木のベンチに加え臨時のベンチがずらっと並ぶ。クラ選の時も出してくれないかなこれ。

コートを左右に分けて、それぞれ別の組が練習をはじめた。
第1ピッチから第4まで、それぞれ2組。計8組。
うかつに動くと混乱しそうなので、おとなしく第3ピッチ左側の組を見ることに決める。このグループのビブスは赤と黄。

<練習開始>

まずペアを組んでじゃんけん、負けたほうが馬とび、股くぐり。
これを一回ごとに相手を変えて何回も続ける。
いろんな地域の選手が混ざっているものの、「最初はグー」は全国共通の模様。
それから皆でコーチの周囲をぐるぐる走る。
走りながらコーチの「せーの!」という掛け声にあわせて手拍子。
(隣の組は「そーれ!」だった。まあなんでもいいか)
で、「せーの」のたびに手拍子の回数が増える。
「せーの!」パンパンパン「せーの!」パンパンパンパン「せーの!」パンパンパンパンパン……
それからよくわからなかったけど、席取りというかフルーツバスケットみたいなのをちょこっと。

選手が3列に分かれてならび、列の前にそれぞれひとりが立つ。
「言うこと一緒、やることぎゃーく!」
列の前に立った選手が「前!」というと、手をつないだ列の皆は「前!」といいながら「後ろ」に跳ばなければいけない。
指示は「前」「後ろ」と「右」「左」の4種類。
間違えて跳んだ選手が指示の選手と入れ替わり。
何回かやってから成功した回数を競ってみたりしていた。
ここまでは総じておとなしい印象。
左の列が比較的元気よかったけど、声もあまり出ていないうえ、選手同士にもなんとなく遠慮が見える。
比較的威勢のいい隣の組は2人で組んでストレッチのあと、相手を決めない流動的なパス回し。(もしかしたら何か制限があったのかもしれないがわからず)

選手が給水のために一旦ベンチに戻ってくる。
と、シャツは全員同じナショトレ仕様着用なのに対して、パンツ・ソックスは各所属チームのものを着ているのに気づく。
正直もっと早く気がついてもよさそうな……
ぱっと見てわかるのはレイソルのふたり。それから黄色と緑のジェフユニ8番、これは金子拓也。
ほかにもプーマやミズノが見えるもチーム特定まで至らず。

・コーンを置いてのパス回し。
赤と黄にわかれての練習。コーンを3個を三角形におく。
コーン(A)の所にいる選手が、コーン(A)から次のコーン(B)へ向かって走り出した選手にパス。
ボールに追いついた選手はコーン(B)の選手にパス、次はコーン(C)へ走り出す選手にボールを出す。これを延々。
コーチ「歩くなー」
出したパスが少々長めで選手が追いつけなかったり、動き出しとパスのタイミングがずれてスムーズに回らない。
コーチ「攻撃方向意識して」
   「積極的に声出していこー」
隣の組は
「スピード落ちてないかー」
「1タッチで出せるように」
「スピードアップ!」
次第にパスがつながるようになる。
声も結構出るようになってきびきびした感じに。
しばらくしてコーンが4つに増え、四角形に。
コーチから「どのタイミングで欲しいかちゃんと要求するように」と指示。
金子に指導が入ったり。

・スライディングの練習。
2人一組。
金子が上手い。ジェフの伝統?
金子、ペアを組んだ選手にアドバイス。

・とりかごもどき。
4人が囲んだ輪の中に、違う色のビブスの選手が2人入る。
中に入った選手は連携してプレッシャーをかけ、4人が回すパスのカットを狙う。
中の2人はいまいち勝手が分からず戸惑い気味。数本こなしたところでコーチから指示が入る。
特に中の2人にはアプローチの仕方を指示。
外側の4人は3本パスを通したら、中の2人は3本パスをカットしたら勝ち。
黄色のビブス組が強い。パスをばしばしカットして勝利。

ここで小柄な前目?の選手が足をひねってしまい、代わりに学生のひとin。

・1対2+GK

┌   黄b|赤a    ┐
│赤 赤  | 黄 黄│
└   黄a|赤b    ┘

こんな感じ。DF1人とGKに対して攻撃が2人。
コーチからボールが出ると、bからaにパスが出て、aがゴールを狙っていく。
ディフェンス側の選手はボールを奪ったら反対側の味方にパスして攻撃を行う。
(隣の組は割と速い展開で、奪う→反対側にすばやく出す→速攻の流れが幾度も続いていたが、こちらの組はコートの中央に選手が固まって順番を待っていたため右と左の動きがうまくつながらない)
ディフェンスに入った金子が最後に抜かれてゴールを許すと、コーチから「凄くいいアプローチしてるんだから最後まで粘れ!」
黄のGKが吼えまくっていた。

・3対3+3対3+GK

┌  赤 黄 |赤 黄   ┐
│赤 赤 黄 |赤 黄 黄│
└  赤 黄 |赤 黄   ┘

攻撃陣と守備陣が完全に分離。ただし相手陣内にボールが入ったら守備側の選手が1人攻撃参加できる。
なので攻撃時には4対3。
金子は右DFでプレー。

ヘディングの練習。ペアを組んでひとり5本。

・6対6+GK

前の練習のように制限は無い。
コーチ「守るべきは人か、それともゴールか」


後半は日が傾いて寒くなったのであまり見ていない(根性なし)。


帰り際にプログラムを買えることを知って購入。
グループ分けの表を見て愕然。見ていた組(グループE)、名の知れた選手ばかりじゃないか(そりゃトレセンだし)
おまけにまたしても鈴木惇に気づかなかったのがショック。
隣の組であるグループDには大金・鈴木政(共に湯本高)、安田(ガンバジュニアユース)、鈴木崇(藤枝東)などなど。
湯本の2人は見ておきたかった。残念。



結論:練習見るにも慣れがいる。

2005.01.13


...



 

 

 

 

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