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----------2005年09月15日(木) 遠い空と小さな手

空が急に遠くなって、人も遠くなったような、そんな気がして昔の詩人のようにじっと手を見た。

指をぴんとはっても3フレットから8フレットまで届かない、小さな手(そーですワタシはロックンロールパターンがきちんと弾けません)。今年は旅行と自転車通勤のせいで少し日に焼けた、小さな手。キーボードの上にあるときだけちょっと得意げな顔をする、小さな手。

今じゃもう、7号の指輪がクルクル回って抜け落ちるので何もつけていない。

たくさんでなくていいから

大きくなくていいから

確かなものを摑みたいと、願った。