「時」の記憶/BY.Yuzuki
|過去|未来
寝室で、眠る前に小説を読むのが最近の日課
今、中山可穂さんの 「サグラダ・ファミリア」を読んでます
こういう小説は久しぶりで、はじめは、
途中で読むのやめちゃうかも・・・
なんて思っていたけど、さすが中山さん! 読者を惹きつける文章力に脱帽です 読み始めたら止まらなくなってしまう・・・
内容については、あまり触れないようにしたいのですが 少しだけ日記の為に言わせて頂きます(^^;
「死」がからんでくる話なんだけど・・・
祖父を思い出して泣いてしまった
私が、初めて直面した「死」だった
読んでいる途中で、祖父の面影や声、昔話した会話や、握手した手の感触・・・ 色んな情景が思い出され・・・ 小説の内容とは全くかけ離れてるんだけど、どうしても重なってくる
こんなに鮮明に覚えてるのに! もう、おじいちゃんは、この世のどこにもいないんだ・・・
もう、小説どころではなくなってしまって
電気を消して、布団にもぐりこんだ あとからあとから涙が溢れて・・・ すごく胸が苦しくなってしまう
いつの間にか寝てしまったけれど
「死」というものが、こんなに辛く、いつまでも心の中に留まるものなのだと
改めて、思い知った
愛する人を突然、事故で失い辛い主人公が思った事
とりあえず、スタインウェイ(ピアノ)さえあればわたしは生きてゆける。 でももし、かわりに透子が生き返ってくれるなら、あのグランドピアノを捨ててもいい。 この指を一本残らず折ってもいい。耳もいらない。目もくれてやる。 音楽と決別して、愛をあきらめて生きてもいい。 透子が五体満足で、息をして、動き回ってくれさえすれば、二度と会えなくてもかまわない。
すごくわかる気がする。
なのに、私は「死にたい」と思ったことが何度もある 「死」に対して憧れたこともある
昔は、年をとるのが嫌で、20代に死にたいとまで思っていた(^^; 親不孝モノだわ・・・
蒼くんに一度言った時は怒られた 「簡単にそんなこといったらあかん!」と。
「死にたい」なんて逃げ言葉なんだと、わかっていても使ってしまう
気をつけないとね・・・
人生なんて、いつ何が起きるかわからない
死にたいって思ってなくても、明日、交通事故で死ぬかもしれないんだから・・・
そして、そのあと、苦しむのは生き残っている家族や友達、関わってきた人たちなのだから
・・・でも、いつかきっと、また思ってしまうのが人間なのです・・・とほほ。
柚月
|