「時」の記憶/BY.Yuzuki
過去未来


2006年01月09日(月) 悲しいお見舞い

朝、10時半に父が車で迎えにきて、息子を連れて、大阪の祖母の病院にお見舞いに行った

母方の祖母は近くに住んでいるし、1人で住めるほどしっかりしてるんだけど・・・

父方の祖母は・・・

「痴呆症」になってしまって、もう10年ほどいわゆる「精神病院」入院している

祖母に会うのは3年ぶりくらいだった。

去年の12月に病院が大きくなり、新しい病院に引越ししたそうで
着いてみたら、真新しい匂いがするとても綺麗な病院になっていた

前に行った時は、薄暗く、ちょっと気持ち悪い感じだったけれど、
今はとても、清潔感たっぷりになっていた

面会するには、看護士の人にいちいち鍵を開けてもらって、
厳重に管理された施設・・・

食堂で面会できるらしい

広々とした、食堂では、患者さんたちもウロウロしていたり、
ボーーーッと座っていたり・・・

以前着たときは、面会する人だけを個室に連れてきてくれてたんだけど
今回は、広い食堂の中で自由にしていいみたいだった

祖母はもう歩く事が出来ないから看護士の人に、車椅子を押してもらってきた

去年の暮れにベッドから落ちたショックか、話もほとんどしないと聞かされてた

ちゃんと検査したけど、(CTとか)異常なしだそうで・・・
精神的なもんじゃないかな・・・と私は思う。

3年前に会った時より、少しふっくらしていた。

その顔を見て少しホッとしたけど、実は・・・
薬の副作用で、むくんでるそうで(T_T)

もう、誰が来てるかわからなかった

父の妹と、弟(私からしたら、叔父さん、叔母さん)も一緒に行ったんだけど・・・

ただ、ニコニコ笑う祖母・・・
話しかけると、うなずいたりするけど、声を出すのがしんどそう・・・

でも、私の息子を見たら、すごく嬉しそうで、

「かわいいね」って何度も言ってくれた


で、なんだかんだと話をしていると、いきなり後ろから声をかけられた

ぼく、かわいいねぇ〜〜〜おなまえはなんていうの〜〜〜?

食堂に入った時に、私より少し年上かな??って感じの人だと思っていた女の人だった

息子にもわかるのでしょうね
少し普通の人とは違うって・・・

いつもなら、すぐフルネームを元気に言うのに
私に抱きついてきた。

戸惑った顔で私を見上げる

私は

お名前は?って聞かれたよ?ちゃんと言いなさい^^

******。息子は自分の名前を小さな声で言った


そしたら、その人は・・・

ええ??なんてぇ??きこえへんねんけどぉ〜〜

って大きな声で言ったから、息子は、かなりびびってしまって、その後は何も言わなかった(^^;

私も怖かった〜〜(^^;

すみません(^^;******っていいます。

って言うと、フラフラと、違うテーブルに向かって座った

その後・・・・!!

突然、あの女の人がテーブルに顔を突っ伏して、大きな声で泣き出した

わ〜〜〜〜ん。わ〜〜〜ん。。・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・。

父も私たちもかなりびっくりしちゃった・・・

あの人には何があったんだろう・・・なんて少し考えてしまった
まだ若いのに、あんな風になってしまうのにはきっと何かワケがある気がする


でも、その人が泣いていても、誰もそばに寄ろうとはしなかった
看護士さんもいつものことですよ、みたいな感じでほっとらかし・・・


おばあちゃんは、あいかわらずニコニコしていて、
ウロウロする息子を目で追っていた^^

というか・・・

あの食堂の中で、子供は息子だけだったので、かなり目立つみたいで・・・

患者さんたちは、皆、息子に注目していて、ちょっと怖かった

走る息子に、怒る人もいたりしたし・・・


20分くらい一緒にいたかな。

おばあちゃんが「腰が痛い」って小さな声で言ったので帰ることにしました

普段は、ずっとベッドにいるみたいで、(部屋には入れない)
車椅子がしんどいらしい・・・


最後に、息子も私もおばあちゃんと握手して、病院を後にした


父はショックだったみたいで、すごく珍しいんだけど、少し無口だった

今度、また行こうと思う
いつになるかわからないけど・・・






柚月