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2003年08月12日(火)
田舎引きこもりから京都での激務モードに戻るため、駅のホームで演歌チックに列車を待つ私をチラチラ盗み見るような視線を感じたのは、8月10日の朝だった。
ちなみに8月10日は、我が青春のアイドル、フォーリーブスのター坊こと、青山孝史(孝より孝史に改名)さまのお誕生日、オメデトウ。
ナニさっきからチラチラ見てるんだろ 同級生??・・・・・わかんねえ こんなトコにこんな美人が!!ってびっくりしてんのか? などなど、いろいろ考えているとその人はそばにいた女性に何かささやく、こっちを見ながら・・・・・。
「おい、あそこの人、同級生のはっつさんじゃねえの?」 「え?・・・・・そうかもしれない」 そんな会話でもしてんのか?
チラチラ見は相変わらず続いている。 なんなんだよ、アンタらはっ! オイラに戦闘モードに入れってか。
女性の方がつつっと私の方に走り寄ってきた。 見覚えのない顔だ。 女性は言った。 「あのぅ、※時※分の●●に乗られるんですか?」 「・・・・・はい・・・・・」気の抜けたような返事をする私。 さらに女性はこう言った。 「うちの子、ひとりで乗るんですが、座席がわからないようなんで、席を教えてやってもらえませんか?」 なーんだ、そういうコトか。 夫婦で「あの人なら優しく教えてくれそう」って人を物色してたのか。
その申し出を快諾した私は、夫婦やじいちゃんやばあちゃんに 「ヨロシク頼みます」 と頭を下げられた、席教えるだけなのに。
母が子供にこう言っていたのを、あたしゃ聞き逃さなかったよ。 「おねえさんに教えてもらいなさい。」
あの母親は立派だ。 よくオトナの女を十把一絡げに「おばさん」呼ばわりする母親がいるが、あれはいったいどういう了見か。 女はいくつになってもおねえさんなんだからね。
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