ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2020年12月07日(月) 冬の思い出

二十四節気の「大雪」例年なら四国でも小雪が舞う季節。

今年は今のところ暖冬らしく今日もぽかぽか日和となった。

来週あたりから寒波が襲って来るとのこと油断は出来ない。

子供の頃には大好きだった冬が今はとても苦手になってしまった。



うなぎの稚魚「しらすうなぎ漁」が今夜から解禁になった。

娘むこは仕事を終えるなり漁に出掛けたようだ。

「しばらくは母子家庭よ」と娘はすっかり諦めている様子。

深夜の帰宅になるので孫たちが不憫でならないけれど

毎年の事なのでもう慣れているのかもしれない。



私も嫁いだ冬にしらすうなぎ漁に行ったことがある。

なんでも妊婦さんは漁運が良いらしくお舅さんからすすめられた。

強制ではなく私も興味津々だったと記憶している。

毛糸の目出し帽を被り防寒着をこれでもかと着込んで

重いバッテリーを担いで川端へ行くのだった。

川面に電気を灯してじっと待つ。寒さは全く感じない。

するとその電気の灯りにしらすうなぎがちょろりと寄って来る。

それを素早く小さな網で掬うのだった。やったあ1匹ゲット。

1日10匹。10日で100匹。1匹いくら?と

にやにやしながら皮算用をするのも楽しみなものだった。

懐かしいものだなと思う。もう40年以上も昔のことである。


ずいぶんと歳月が流れたけれど私の冬の思い出であった。


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