ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2020年11月04日(水) 祭りのあとのよう

ぐんと冷え込んだ朝。北国からはもう初雪の便りが届く。

立冬も近くなり秋の深まりもつかの間のことだろう。


職場の栴檀の木に実がたくさんついてオリーブ色が青空に映える。

それも日に日に黄金色に変わっていくのだった。

昔、鳥がその実を落としていって根付いたのだと聞く。

私が勤め始めたのは32年前。その頃にも確かにその木があった。

いったいいつ頃の事だったのだろう。尋ねる鳥はもうどこにもいない。




今日は娘婿の36歳の誕生日で家族皆でささやかにお祝いをする。

ビールの後にワインですっかり酔っぱらった娘婿が

「誕生日ってなんか幸せやな」と呟いたのがとても印象的だった。


家族6人のそれぞれの誕生日を祝う事が出来るのも

娘たちが一緒に暮らしてくれているおかげなのだと思う。

じいちゃんと二人きりだったらどんなにか寂しいことだろう。

そもそも私の誕生日さえ忘れてしまう人だったから

昔は悲しかったよなどとそれも笑い話になってしまうのだけれど。


今はなんだか「祭りのあと」のようでひっそりとしている。

かすかに隣室から孫たちの声が聴こえていて耳を澄ませながら

今夜も無事に日記を書き終えることが出来た。


「いい日」でした。ありがとうございました。








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