曇りのち晴れ。陽射しがとてもありがたく感じる。
朝の最低気温が日毎に更新されていて初冬並みの寒さだった。
目覚めるなり靴下を履きベストを羽織り電気ストーブで暖をとる。
少しずつ寒さに慣れなければいけない。苦手な冬であってはならない。
お舅さん義父の命日で午後からお墓参りに。
もう38年もの歳月が流れてしまったのかと感慨深い。
娘が歩き始めたばかりの頃だった。
「おう、歩けるようになったか」と義父の笑顔が懐かしく目に浮かぶ。
おじいちゃん子だった3歳の息子がお棺にすがって泣きじゃくった。
あの悲しい秋の日を息子は今でも微かに憶えているそうだ。
孫が増え今ではひ孫も出来て今日はまた新しい命が生まれる。
まあちゃんに弟が生まれてお姉ちゃんになったのだ。
「ひいじいちゃんにおしえてあげる」と言って一緒にお墓参りに。
それはなんとも微笑ましい光景でふと目頭が熱くなる。
命日が誕生日になるなんてなんだか奇跡のようなこと。
先ほど娘たちが帰宅しいつもの賑やかさが返って来た我が家。
テレビからは「サザエさん」の歌が流れ平和そのものである。
いつもと変わらないことが愛しくてならない夜のこと。
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