朝のうちぽつぽつと降っていた雨がやみ午後には晴れ間が。
最高気温が20℃を越え真冬とは思えないほどの暖かさとなる。
もはや暖冬を通り越して異常気象ではないかと思うほど。
なんとも不気味で何か異変が起こるのではと不安になった。
仕事が忙しく少し残業になり家路を急ぐ。
今日は娘にめいちゃんのお迎えを頼まれていたけれど
なんとか間に合い「おばあちゃ〜ん」と嬉しそうな声。
しばらく園庭で遊んでから帰る。滑り台や鉄棒や。
もう少しで逆上がりが出来そうなめいちゃんの頼もしいこと。
先に帰宅していたあやちゃんにまたお友達から電話。
夕方まで一緒に遊ぼうと誘われたのだけれど
隣の地区まで連れて行くことも出来ずなんとか断らせる。
遊びたかったと拗ねるあやちゃんをなだめつつ
近所に同級生が一人もいないのが不憫に思えていた。
昔はそこらじゅうに子供が居て路地を走り回っていたけれど
今はお年寄りばかり。少子化をつくづくと感じるこの頃である。
一人で夕食の支度をしていたらやっと娘が帰って来る。
半年ほど前から蓄膿症で耳鼻科に通っているのだけれど
まだ完治しておらずたくさんの薬をもらって来ていた。
じいちゃんの薬。私の薬。我が家は薬であふれている。
孫たちの薬がないのが幸い。元気で何よりと思うばかり。
昨夜の気の沈みは何処へやら。今に感謝せねばと思うのだった。
お風呂上がりの孫たちのはしゃぎ声が愛しくてならない。
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