| 2020年01月12日(日) |
自己満足で終わらせてはいけない |
眠っているあいだに雨が訪れていたようだ。
ぽつんぽっとんと雨が歌う夜明け前のこと。
身をまかせるように胸の扉をそっとひらく。
落ちていく場所がまだ私にも残されていた。
曇り日。時おり陽射しもあったけれど肌寒い一日。
友人と待ち合わせをして久しぶりにランチに行く。
ほぼ一年ぶり。月日の経つのがほんとうに早く感じる。
彼女はいつもまぶしい。きらきらと輝いて見える。
行動力があっていろんな体験が新鮮に心にひびく。
私たちは似ているようで似てはいなかった。
けれども不思議と気が合う。たぶん魅かれあっている。
互いに心地よい刺激を感じながら認め合うことが出来る。
今年はエッセイ本を出版してみたいと言うこと。
是非にと勧めた。「かたち」にして残して欲しいのだ。
自己満足で終わらせてはいけない。自分を信じて貫いて欲しい。
そう彼女に伝えながら我が身にも言い聞かせていた。
失われつつある感性にしがみつこうとしている私にだった。
私もこのまま老いぼれるわけにはいかない。
年相応の感性と言うものがもしあるのならば
とことん自分を信じてあげようとこころに誓う。
彼女に会ってとても有意義な一日を過ごさせてもらった。
今度はいつ会えるだろう。その時には彼女の本を手にしたい。
六十を越えて終わりではない
六十を越えてからが始まりだ。
そんな言葉を思い出す。わたしもすくっと前を向こう。
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