いちだんと冷え込んだ朝。そんな寒さにも少しずつ慣れて来た。
日中も冷たい北風だったけれど優しい陽射しのありがたいこと。
風の当たらない場所にいるとぽかぽかと暖かい。
午後、集金があり宿毛市まで。
母のアパートのすぐ近くなので荷物を少し運び出す。
一気に終わらせたい気持ちがつのるけれど
義父に助けてもらわなくてはとても無理だろう。
「まあそのうちに」と義父はのんびりと構えている。
帰り道に母に会いに行く。おみやげは笑顔。
今日はお風呂の日で母はもうパジャマ姿だった。
スヌーピー柄のパジャマが気に入ってくれたようで嬉しい。
ヘルパーさんがお布団を干してくれていてありがたいこと。
おひさまの匂いのするお布団なんて久しぶりのことだろう。
普通の介護施設とは違って訪問介護のかたちでお世話をしてくれる。
看護師さんも介護士さんも常駐しているけれど
私と同じくらいの年頃のヘルパーさんが多いようだ。
話し相手にもなってくれているようでほんとうにありがたい。
今日も冗談を言い合ったりして母の部屋は笑顔でいっぱい。
母が日記に書くことが何もないと言うので
毎日一句、俳句でも川柳でも良いから書くようにしようねと。
そうしたら目をきらきらさせて「そうね」と言ってくれる。
新聞の文芸欄に投稿するのも良いだろう。
今の母には「生きがい」が必要なのだと思わずにいられない。
母の笑顔に会えてほんとうに良かった。
今日ははなまるの「いい日」でした。
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