| 2019年10月21日(月) |
鬼にだってなれる気がする |
曇り時々雨。夕方には少し晴れ間が見える。
北上している台風はすぐに熱低に変わりそうだとのこと。
それでも雨は避けられないだろう。
なんとしても被災地を守ってほしいと天に祈るばかり。
月曜日の仕事は忙しく午後からは宿毛市へ。
市役所へ行ったり取引先を訪ねたり。
仕事が一段落してから母のアパートへ寄っていた。
冷蔵庫から異臭が。気になっていたのをやっと片付ける。
もちろんすべて腐っており正味期限切れの調味料も。
冷凍庫にはお好み焼きが二枚も。なんと2年前の物だった。
片っ端ごみ袋に入れながら言葉に出来ないような切なさ。
食べきれない程の食料を買い貯めていた母を憐れに思う。
冷蔵庫を空っぽにして電気のテンパールを落とす。
もうこの部屋に灯りが点ることはないだろう。
義父はまだそのままにしておけと言っているけれど
私は少しずつ片付けようと思っている。
それが私の役目のように思って酷なことだけれど
母に「もう帰る家はないよ」と告げなければならない。
こころを鬼にする。娘だからこそ鬼にだってなれる気がする。
異臭の漂うごみ袋を車に載せて帰路を急いだ。
誰に文句を言えようか。母の暮しの匂いではないか。
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