2019年10月14日(月) |
ひととして出来ることを |
爽やかな秋晴れ。日中はほぼ真夏日となる。
被災地にまた雨が。なんと容赦ないことだろう。
やっと水が引いて復旧に取り掛かり始めたというのに
もう雨はたくさんと誰もが憔悴し切っていることだろう。
天よどうか鎮まってください。雨を降らさないで下さい。
中学生くらいの男の子が家族と一緒に復旧作業をしていた。
泥だらけのスニーカーがなんとも痛々しく見えたけれど
その男の子は精一杯に微笑んでいてふっと救いを感じた。
起きてしまったことはどんなに嘆いても消えはしないのだ。
それよりも前を向いて立ち向かっていかなければいけない。
とにかくエールをと思う。それ以外には何も出来ないのだもの。
某SNSでは私と同じように心を痛めている人もいるけれど
まったく関係ない事と平然としている人が多い。
中にはあまりにも心ない書き込みも見られて憤慨さえ覚える。
それがどんなに不謹慎なことかと感じるのは私だけだろうか。
平穏な日常を楽しむのは良いけれど一言で良いのだ。
被災された人達に声をかけてあげられないのだろうか。
ひととして出来ることをと望まずにいられない。
人間性を疑う。「あなたは人間ですか」と問い質したい。
「今日も素敵な一日を」おそらくスマホではその言葉が
毎日簡単に書き込めるようになっているのだろう。
たとえそうだとしても躊躇するべきではありませんか。
私の憤慨と不快感は頂点に達し今朝はとても哀しかった。
傍観者であってはいけないのです。
ひとりでも多くの人に今は寄り添って欲しいと願っています。
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