ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年06月21日(金) ねむの木の子守唄

曇り日、少し蒸し暑かったけれどさほど苦にはならず

吹き抜ける風のおかげで昨日よりも過ごしやすかった。


職場の庭にねむの木の花が咲き始める。

天使が羽根をやすめているような可愛らしさ。

ふと母を想う。ああ見せてあげたいなとおもう。


数年前の事、あまりに大きくなり過ぎたねむの木を

母がのこぎりで切ってしまったことがあった。

「どうして酷いことをするの」と声を荒げたことが今は懐かしい。


もうその痕跡はない。ねむの木はまたすっかり大きくなった。




仕事を早めに終わらせてもらって帰宅。

夕方、土手を歩く外国人の男女のお遍路さんの姿が窓から見えた。

お大師堂に向かっているのに違いないと思い

ふたりを見届けようと土手の道へと走って行く。


そうしたらちょうどSさんが自転車で行くのが見えて

ふたりよりも先にお大師堂に向かったようだった。

ちゃんと出迎えてくれるに違いないとほっと安堵。


水道もなく不便なお大師堂だけれど

少しでも疲れた身体を癒してほしいと願わずにいられない。


今日も「いい日」でした。ありがとうございます。


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