| 2016年11月29日(火) |
いつもと変わらないことが |
朝はとても冷え込んでいたけれど日中は暖かくなる。
例のごとくばたばたと忙しい朝、まだすっぴんの娘が
遅刻しそうだと言うので久しぶりに孫たちと保育園へ。
「お願いやけんおばあちゃんと行ってね」と娘が言うと
ふたりとも素直にうなずいて競い合うようにクルマに乗ってくれた。
孫たちを送り届けてから山里の職場に向かう。
今日はお遍路さんをひとりも見かけなかった。
秋遍路から冬遍路へと季節が変わったせいかもしれない。
昨夜は少し体調が悪くて早々と床につく。
夕方から冷え込んでいたせいか血圧がとても高くなっていた。
毎日お薬も飲んでいるのだけれどどんな日もあるもの。
体調が悪いとついつい不安になってしまって「死」が頭をよぎる。
60歳で脳卒中で倒れた祖母の事、冬場に入浴中に亡くなった伯母の事。
持病の不安神経症に拍車をかけるように悪い事ばかり考えてしまう。
いけないいけない。だいじょうぶだいじょうぶ。呪文のように唱えていた。
おそるおそるの朝、お布団から起き上がってみるとけっこう元気。
血圧も正常値になっていてほっと胸を撫で下ろした。
昨夜は怖くてゆっくりと入れなかったお風呂を今夜は楽しむ。
髪も洗ってさっぱりといい気持ちになった。
そうしていつもの焼酎。飲みながらささやかなことをこうして記す。
いつもと変わらないということがどれほどありがたいことだろうか。
ある日突然は避けられないこと。だからこそ穏やかな日々がとても愛しい。
|