今日も雨の予報だったけれど思いがけず晴れ間が見えた。
午前七時から川仕事へ。さあ今日も頑張ろうかねと
作業を始めようとしたら杭を打つ機械が動かない。
じいちゃんが船の上であれこれと試してみたけれど
これは駄目だなと急きょ修理に持って行くことになった。
いつもお世話になっている農機具屋さんで修理してもらって
また大急ぎで川に戻ってなんとか杭を打つことが出来た。
まあどんな時もあるものだ。機械さまさまだなとつくづく思う。
午後は内科の通院日だったので時間待ちをしていたところ
「こんにちは」と大きな声で呼ぶ声がする。
するとなんと玄関先に白装束のお遍路さんが立っていた。
真っ黒に日焼けした顔に真っ白な長いお髭。
なんだか仙人のように見えるお遍路さんだった。
「角打ち」と言うのだろうか。家々を回りながらお経を唱えて修行する。
最近では迷惑がるお宅も多いと聞くけれど
我が家は大歓迎であった。それはとてもありがたいこと。
お経をしっかりと聞いていればわかる。とても心がこもったお経だった。
こころばかりのお布施をもらっていただいて
少し立ち話をしたのだけれど、なんとお遍路歴20年ということ。
顔なじみのお遍路さんの名前を言うとみんな仲間だと喜んでいた。
お大師堂にも数年前に泊まったことがあるらしいのだけれど
私は初対面だった。こんなこともあるのなだと不思議な気持ち。
聞けばなるべく野宿を心がけていて今はお堂等に泊まることは殆ど無いらしい。
橋の下がいちばん好きですよと笑顔で話してくれたのが印象的だった。
職業遍路さんと言っても良いのか。偏見を持つ人も多いけれど
私は決してそうは思はない。分け隔てなく接したいといつも思う。
お布施は「あげる」のではなく「もらっていただくもの」だと学んだ。
誰にでもあるだろう「欲」をもらっていただくものなのだそうだ。
決して裕福ではない我が身だけれど、なんとも清々しい気持ちになれた。
今日もそうして穏やかな一日をありがとうございました。
朝からバタバタと気忙しい一日だったけれど、心はとても穏やかでした。
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