| 2006年04月21日(金) |
「父帰る/屋上の狂人」。 |
仕事のあと剛の舞台を観に行く。 公演期間はまるまる1ヶ月でそこそこ公演数はあったのだが、ハコがえらく小さいのと(200強)いちおー主演が主演なので、チケ取りが凄まじく激戦だった。スマfanでも取れない人多数だったらしい。わたしも完敗だったんだけど、スマ友の御厚意でこの日観に行くことができました。感謝。 観てさらに感謝した。 瑕疵はね、もちろんありました。方言芝居はやっぱり難しいと思う。イントネーション自体は完璧でも、板についてない感じがする瞬間があったり、まあ単に思い込みかもしれないけど。でもって、さらに個人的な話だけどわたしあの話が根本的に嫌いだしな…(笑)。なんで父親許すんだとか思う。許すなら最初から許す、許さないなら許さない、はっきりしろと。いや本当はその葛藤こそが眼目で、感動するとこなんですよね、すいません判ってます。 とかはまあ、さておき。 やっぱりわたしは剛を観に行きましたので、注目してまして。ああうまくなってるんだなあと思って、ちょっと感動した。 器用な人ではないのは知っているので。 ストレートプレイは本当に久しぶり、たぶん蒲田再演の2000年以来のはずなんだけど、舞台をやってなくても舞台の芝居がうまくなるということはあるんだなあと。演技力ってことではなくてね。 声がね。声が凄かった。 怒鳴る芝居はそれこそ蒲田でもテレビでも映画でもよく見てて、だけどあんな声が出るとは知らなかった。発声もちゃんと出来てて、昔は日程の後半、声が嗄れちゃってたのになあとしみじみした(この公演は4月頭から開始)。 ああこの人プロの役者さんだな、と思ったのは実はこれが初めてかもしれない。もちろんほかの出演者さんみんな、実力派揃いだったので、当然上手くて、もう空気が違った。あんなに短い(2本合わせて休憩入れて1時間程度)のに、話に聞いていた通り、本当にその短さを感じなかった。密度が濃すぎて。 好きなのはやっぱり屋上の狂人の方で、屋根の上でそらもう楽し気にたったか飛び回る剛からついつい眼が離せず、屋根の下で進行している芝居に目がいきにくかったりとダメな観客っぷりを露呈してみたり。剛がちゃんと狂人に見えるかっていうとそれはもう目が曇っているので判らないんだけど(駄目だろ)、弟があの兄を守ろうって気持ちは判るよ…。ええ、本当に駄目な観客ですね。 そして本当に、観られて良かったなあ。演じた人作った人からチケットを融通してくださった人まで、いろんなものにありがとうな夜でした。 ぼーっと反芻しつつ帰ってきて、もぐもぐ反芻しながら寝た。
…でもさ、あのパンフやっぱおかしいよ(笑) 何で、舞台のパンフレットで『主演俳優とその舞台にカケラも出て無い俳優との対談』がそのパンフのメインとしか思えない分量載ってるんだよ!(大笑)もう、お互いベタ褒めで読んでて恥ずかしかったです。 2006/11/10(金) 22:39(更新)
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