実になんてことない話。
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基本的には自分のための覚書。
初期はSMA話や活字・マンガ話がもっぱらだったが、
現在は飲みとTV話だけ異様に長文な傾向になっている。
よく判らない用語などは、もしかしてここを読むと判るかも。
…現在2004年1月分の日記を復旧中…

2002年03月20日(水) たっぷりと…辛口(苦笑)

「ロング・ラブレター 〜漂流教室」最終回でした(フジTV)。
なんじゃそりゃー。
け、結局何だったのかなあの終わりは…(汗)。ラストのラストも意味不明ちゅーか…あれってはたしてカタルシスは…あるの…?
というわけで以下ネタバレ。例によって既に放映済なドラマなので隠しませんデスよ。
元の時空/過去に戻ることを諦め、ずっと荒廃した未来の世界で生きていく決意を固めた教師浅海と生徒たち。天才少女我猛により、人間は無理だが小さい無機物なら時空を飛ばせるエネルギーを富士山の噴火によって得られることが判り、「こんな未来にしない」ためのメッセージを過去に向かって送ることに。…この時点でかなり原作と違うよね。いやもう今さら別にこだわりませんが。で、色々はしょると結局その『未来からの手紙』は途中で燃え尽きて千切れて散り散りなってしまい、過去の浅海の手許に小さな紙片が落ちてくるだけになる…という結末。えー。まあ、過去の浅海はそれでヒロイン三崎に積極的になっていくことになるようで、どうもそれが未来を変えたってことになるのかな…。謎。
なんせ途中の幻想とも現実ともつかないシーンで見てる方は混乱気味になるし。三崎は未来の世界で結局死んでしまうんですが(過去への手紙を書くより前)、死んでからどうやら魂?が過去の世界で待ち合わせの約束を交わしていた相手、藤沢のところに飛んでいって心残りだったやりとりをする、という場面とか、浅海が「何事も起こらなかった」過去にトリップしちゃう場面とか、それにサバイバルな未来世界のシーンも交錯して何がなにやら…。で、さらに彼らが未来にジャンプしちゃう以前の過去のシーンまで出てきて、どれが現実でどれが回想でどれが幻想なのか混沌状態(笑)
でもって、結局未来に飛ばされた人間たちは過去に戻れないって展開になったわけだし、かといって(決意は立派だけど)荒廃しきった未来で生き延びる見込みは小さいし、望みを託して送った『手紙』は燃え尽きちゃうし、ど、どこにカタルシスが?! こんだけ希望を叩きのめすドラマも珍しいよ…と思って見てたんですが(しかしシーンの空気というか雰囲気は、何故か無闇に楽観的なんだよね…何故)。最後の最後に、荒廃した砂漠状態の未来世界の風景が出てきて、それが一瞬でざあっと緑に覆われる…という画で終わるんですが。あれも一体何を意味しているのか…(イヤそれを視聴者が考えろということなのだろうが)。手紙の欠片を浅海が手にしたことで未来が変わったということなのか、舞台となった未来からさらに何十年、何百年も経った後にああなるということなのか、それとも視聴者である我々の心一つで未来は砂漠にも草原にもなるというメッセージなのか。なんかもう一つも答えをもらえずに放り出された気分さね…。
この最終回絡みで、タイムパラドックスについての疑問をとある掲示板で見ましたが。タイムトリップについての解釈は色々あって、大まかには2通り、パラレルワールドの分岐を増やすだけという七瀬解釈(<この考え方、筒井康隆の「エディプスの恋人」で見たのが最初だったのでわたしはこう呼んでるのだ・笑)と、過去が変われば未来も変わるバックトゥザフューチャー型(これまでの傾向ではどちらかと言うとこちらが主流なのでは)とに分かれるのではないかと。どうやら「ロング・ラブレター」の場合は後者? あ、変化もあらかじめ流れに組み込まれている黄金律型もあるか。まーそらともかく、正直ラブ物としてもSF物としても消化不良だったような…(辛口)でも何だかんだ言ってほとんど毎週見てしまったなあ(苦笑)そんなヤツが言ってもあまり説得力ないような。てへ。

2002/04/02 (火) 00:04(更新)


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