チーコのフィットネスライフ
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故 緒形拳さんが出演された作品を 今、また見直しています。
そんな中、 『これは疲れているときではダメ、元気なときでしか観られないな』 と思い、観ようと思いつつも機会が延び延びになっていた
原作:松本清張 監督:野村芳太郎
映画【鬼畜】のVHSを観ました。。。
緒形拳演じたのは小さな印刷屋のご主人。 そのもとに、 ある日突然3人の子どもが住むようになり、 幼い子から順番に不慮の死や行方不明になっていくという 悲惨な日常。。。
そして、日々のDV・・・言葉&肉体の暴力。 冷酷に非情通り越して、まさに鬼です。
それでも子どもは生きていくために、 必死で子どもらしさを演じています。
わが子を崖から突き落とそうと思っている父親(緒方拳)が 前日の夜、涙ながらに 「昔、父ちゃんは信じた人に裏切られて・・・」 苦労話を聞かせている。 父親らしいやさしい言葉もかけている。
その父親が翌日には、自分を信頼しているわが子を 崖に突き落とそうとしているという事実とその矛盾。
不条理です。
そしてラストシーンの信じられない展開。。。
どどどど〜〜〜ん
何かに打ち叩かれたような衝撃がはしりました。
この映画は、元気の無いときにみてしまうと 毒気にあたるので 元気なときに、気合入れて観ないとヤバイです。
だけど 観た方が絶対いいです。
印刷屋の非情な夫婦を演じた岩下志麻, 緒形拳の圧倒される 凄惨な演技も見どころです。

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