| 2010年03月15日(月) |
そして明日はまた来る。 |
本日、祖母の告別式でした。 NY生れの大正娘、94歳の大往生。戦後の混乱期は得意の英語と美貌(ほんとに美人なんだ若い頃の写真…)を駆使してアメ公さんと渡りあい、荷物運んでもらったりお菓子を分けてもらったりしたような度胸の持ち主だそうですが、孫から見れば時代劇や洋画や相撲が好きで、いつも裁縫をしているマイペースな品のよい、しかし口はヒジョーに悪い(笑)お喋りなばーちゃんでした。 今年1月半ばに倒れるまでは自分の足で歩き、倒れた翌日の医者の診断は「今日明日でもおかしくない」だったのに、問診にはきはき答えて担当医の首を捻りまくらせるわ、退院を強行した挙句に亡くなる6日前まで家族と同じ普通のコメの食事をたべるわ、寝たきりなのに一晩中喋り倒すわ、最新医療の見立てを力いっぱい蹴散らかして倒れてから2ヶ月。最後まで徹底したマイペースぶりに親族は「らしいねえ」と感心しきり。 そんなばーちゃんの人柄を反映してか、密葬でしたが賑やかでよいお葬式でした。うん、口が裂けてもしめやかとは言えないなアレは。だいたいうちの親族そろって口悪いし(血)。たぶんかなり不謹慎な親族一同でした……。 まあ、大往生だし。故人が賑やかなの好きな人だったし。(と皆して口々に言い訳しつつ確信犯的な賑やかっぷり) ……90歳超して亡くなると地方によっては紅白饅頭が出る(叔母談)ってホントですか?
まあ、ずっと(隣の)家に居た人が不在になるので寂しい気持ちは後から来るんじゃないかと。 とりあえず我が家の面々は、ミッション中インポッシブルだった諸事に片端から手を付けていく所存です。要するにショッピングとかショッピングとかショッピングとか。いい加減こわれた掃除機は買い換えたい。切実に!(ホースをガムテで補修して使っていた…)
そして私はアンソロの原稿です。アンソロの原稿です…!どうしよう!?
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