みみずのたはごと

2007年12月11日(火)  おいしい物語が食べたいです。

と思って本屋に行くが欲しい本がない、を3回(=3軒)繰りかえした。
うー…できれば地元の本屋の売り上げに貢献したいんだけどなあ…海外作家の単行本てそんなに高いハードルか!?
(中身見てから買いたいのでいきなり注文はできない性格。仕方ないから金曜の仕事帰りにでも新宿寄るか…。で、中見て買うと決めたら一冊は地元で注文してもいいし…)
――どうやら今週の欲求の対象はまた活字に逆戻りのようです。

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だいたい人生迷ってるあたりで誰かor何かに横っ面引っ叩かれる生き様なんですが(単純に意気地なしで思い切りが悪いがキーポイントでのめぐり合わせはよいっぽい)、案の定してやられました。B'zの新譜と読み直しのグラハに。うんそうだね、技術なんて必死に磨けば後からついてくるもんだよね才能と違ってね。弁明なんか用意してる暇があるならまずはやってみなきゃだよね。
…と思って動き出してみると案外世の中うまく回りはじめるものらしく。
在宅のお仕事の幅がすこし広がりそうです。
もともと非常に潰しのきかない業界を渡り歩いてきてるため、在宅翻訳やるには条件が厳しすぎたんですよねー。現在、日本で最も必要とされている翻訳のジャンルはいわゆる「産業翻訳」というやつで、それは日本語の美しさより業界用語の正確さと納期の短さが求められる世界でして、つまり工業とか化学とかITとか医療だとかの専門用語がわかってて、できれば在宅専任でできるのが望ましい。最悪、「英語はできるけど専門用語を知らない翻訳者」よりは、「英語はそこそこだけど専門用語は知ってる素人」のほうが重宝されるのが実情。
ところが私の経験は、出版・ニュース畑なので、どれもこれも広く浅く、でしかないのですな。会社に所属して(派遣でも何でも)やる分にはこれでも便利屋さん扱いで何とかなるけど、フリーとなるとそうはいかない。下訳の修行から始めると、とてもじゃないけど食っていけない。たいてい最初は翻訳学校の仕事斡旋からスタートするらしいんですが、私は学校卒業してないので、その手は使えないし。食うために派遣の仕事して、クオリティ維持するなら、学校との両立はできないし(家庭の事情がありまして自由時間に制限があるんですよ私)。
で、前の職場から移って2年、うだうだ悩んでフリーの仕事は経験もそれなりに自信もある編集・校正業務ばっかりしてきたわけです。技術ないのにハッタリかますのもなーとか、メッキ剥げたらキツイよなーとか、言い訳並べて。
でも、先日のOB会でヤケクソで口頭営業かましてみたら、先輩が声かけてくれまして。まったく未経験かつ無知の業界なんですが、せっかくなので引き受けてみようかなと思いました。今の自分じゃ太刀打ちできないのは目に見えてるんで、これから必死こいて勉強スタートです。がんばる。

てゆーかアレだね、「営業しようと思って名刺刷ろうとしたのに用紙間違えて(名刺の用意が)間に合わなかった、ので口頭で営業します宜しく」っていう自己紹介はやっぱり印象強烈だったみたいね…。(苦笑)(とりあえずウケは取ったぜ)

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つーわけで自分のなかのぐだぐだが整理されてきたんで、徐々に復活できそうです。まぁまずは↑の準備をととのえるのが先決ですが。とはいえ話はまだ本決まりではないので、心構えの話。

ひさびさに語りすぎました。真夜中だからな仕方ないな!(…)


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葛生冴 [MAIL] [HOMEPAGE]