みみずのたはごと

2007年09月25日(火)  中秋の名月

最近すっかり週1回ペースですが(日記が)、特にそうしようと思ってるわけではありません。そうなっちゃってるだけです。書きたいことがないわけじゃないんだが…色々とまあ、ねえ。
実は日曜に、「暑さ寒さも彼岸まで」という記事を書きかけて、それっきりになってました。気忙しいのがいけないんだと思う…うんきっとそうだ…。

原稿は順調に停滞しとります。メインに据える予定だった話にとんだブレーキかかりました。細部の設定確認のために資料広げたら、細部どころかそもそもの設定が成り立たないらしいことが発覚した。え、嘘でしょ、まじでか。みたいな。
急遽、何とか元の設定の一部を生かす格好で変形できんものかと検討してはおりますが、時間が足らないかもです。慌てて段組をなくしてみた。けど、この話ヌキだとページ数が圧倒的に少ないよ…リーフレットだよこれじゃ…。
ネタのストックは他にもありますが、全体的な纏まりを考えると微妙です。しかも表紙デザインはメインの話に合わせてたので、最初からやり直しです。なんてことをぐだぐだ考えてるから筆が進みません。
うっわあ悪循環…!
んと、も少し足掻いてみます。次の仕事が飛び込んでくるまで。体裁ととのう前に仕事漬けになっちまったら仕方ない、リーフレットで行くさ。

週末は、トプカプ宮殿の秘宝展に行ってきましたー。
(げんこうは?)
(判ってんですけどね、前々からの人様との約束がございまして…。8月末に一度、仕事で約束を反故にしてるので、今回はどうしても外せず。――予定組んだ時は、在宅仕事が流れたと思ってた時だったんだよー…。)
えと、綺麗でした。人は多かったけど、ところどころに休憩用の椅子もあったし、空調もよく整えられて、そこそこのスペースも確保していたので、あんまり疲れませんでした(当社比)。
最近の最悪なパターンだと去年のダリ展が。もう泣きそうに辛くて、上野の展覧会なんか二度とくるか!って勢いだったんだけど。今回はとても考えられてたと思う。
大年増になってから、トルコ石の魅力というのがわかるようになりました。昔はわかりやすくサファイアとかエメラルドとかアメジストとか、透明感のあるいかにも「宝石!」ってかんじのが好きだったけど、だんだんと透けてない石の質感が綺麗だなと思うようになった。
目玉の金の揺りかごやでっかいエメラルドのターバン飾りよりは、コーヒーカップ受けとかレース編みとかに惹かれました。昔っから装飾品はデザインが細っちくて細っこいのが好きです。目立たなくていいんだ。よく見ると凝ったデザイン、なんてのが好きだ。絵画の意匠も細かくて、意外と日本画に近いのが面白かったです。
あと、普通に武器に見入ってました。鎧なんかは西洋に比べると動きやすそうだけど、刀は日本刀のほうが使いやすそうだなとか。斧のあの部分が欠けてて錆が浮いてるってことは、さては…、とか。相変わらずの楽しみ方。
にしても、展覧会のお土産コーナーってどうしてこう使えない感じなのかな。レース編みとか小物入れとか、トルコのお土産を幾つか用意してくれてもいいんじゃないかな!(欲しかったらしい)

今日は中秋の名月だったので、芒と団子を買って廊下に飾りました。東京で名月鑑賞ができるのは珍しい(と思う)。綺麗でした。
片見月にならないよう、十三夜も忘れないようにしないと。今年は、10月26日です。


 < 過去  INDEX  未来 >


葛生冴 [MAIL] [HOMEPAGE]