本日、母君とお買物。支払いは当然ながら葛生さん持ちですが、呉服系なら母君の感性が何よりアテになるので。 我が家は(母の好みで)子どもの頃から竺仙一筋だったので、今回もふたり揃って本命は竺仙でした。葛生さんは綿紅梅がいいと言い張りました。呉服屋3軒回った挙句、竺仙でも綿紅梅でもなく、源氏物語の綿絽を買いました。 白地に撫子、桔梗、蜻蛉の伝統柄。 ……竺仙でないのは、単に品切れだったり取り扱ってなかったりした所為です。綿紅梅でなくなったのは、葛生さんのお気に召す柄がなかった所為です。 竺仙は着心地がすごくよかったのですけど、双璧と呼ばれる源氏物語はさて、如何? 出来上がってのお楽しみです。 カラフルな浴衣地を勧める店員を異口同音に、「浴衣はやっぱり白藍の二色でなきゃ!」とばっさり斬り捨てる母子でした。面白がって店主のおじさんが、絹紅梅やら紬やら、無形文化財の反物を次から次へと見せてくれました。眼福眼福vv 店主と母君が紅型の染付けの苦労話などを始めてしまい、横から聞いてたのも楽しかったです。 それにしても藍色というのは、さまざまな表情のある色ですね。あの独特の風合いは見てて飽きません。 思いのほかリーズナブルに済んだ反動で、ついでとばかりに日傘とカーディガンを購入。久々に母子なかよく半日過ごしました。(一緒に買物するのも久々なら、なかよく過ごすのも久々だ)(をい…)
さて、これから仕立てです(私が)(まじでか)。 まずはおばーさまに訊いて、サイズを測るところから始めねば。何しろ丈も裄も規格外なので(私がね)、常識が通じません。裄は果たして足りるのか。袖丈は充分取れるのか。ドキドキです。 来週、月曜日をたまたま有給取ったので、やる気になってるうちに少し進めたいと思います。 (そうしてまた更新が滞る…)(殴)
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