みみずのたはごと

2005年08月30日(火)  迷う暇もなく。

「暇」は「いとま」と読んでくださいね♪
……なんて阿呆な注釈をつけたくなるほど精神的に余裕がありません…。そして精神的余裕がない最大の要因は、体力的余裕がないことだったりします(^ ^ゞ←夏ばて未だ継続中
おまけに、何処かで知らぬうちに足を捻ったらしくて、こないだっから左足首が踏み締めるたび何やらじくじく痛むのですが。しかし捻った記憶はないのですな。(いや逆足なら記憶あるんだけど、そっちは何ともないのだ。何故。)
されど日常は何食わぬ顔をして進む。と、いうわけで、本日は編集会議でございました。
うちの雑誌は小所帯すぎて、所謂「編集方針」という奴が「なんとなく」しか存在しない――すなわちその場その場の暗黙の諒解で進む、という悪習を延々と引き摺っておりまして、いやそれでも担当者がれっきとした内部の人間ならそれで何とかなるんかもなと思わんでもないが、私は思いっきり外部からやってきた人間です(派遣社員だから)。
「まあそのへんは然るべく、ね、ハハハ」って言われても困るんですけど編集長。
幸田露伴が校正というものについて、
「校正方針の確定といふことが重要視されて居らず、それが先決問題とされて居らぬ場合には、最初からして既に紛乱と不結果とが発生する事を余儀なくされている」
という事を言っているのですが、この「校正方針」を「編集方針」に差し替えたら、そっくりそのままうちの職場ですよ…。
まあ一年ちょっとやってますんで漠然と方向性らしきものを掴んで何とか遣り繰りしてます。とはいえ、こういう曖昧な前提条件をくっつけられた中で企画立案するのは如何にも苦しい。心理的にキツイ。(しかもその方向性ってのが私の生来の気質とはほぼ対角線に位置してるから余計だ)(ならなんでそんな仕事引き受けたんだよって言うと、時給と仕事内容と能力がそこそこ釣り合ってたからだよチクショウ!←派遣なんて然程仕事選べませんよ食い扶持かかってるんだから)
そもそもが葛生さん、あんまりクリエイティブな脳味噌はしてないんですよね。どっちかっていうと技能系。翻訳とか対訳チェックとか校正は楽しいんだけど。企画も、たとえば「全篇大鳥圭介特集!」とかだったらものっそい張り切ってやると思うけど。

…なんて考えながら鬱憤晴らしに図書館に寄ったら、ちょっと面白いモン引っ掛けました。週末にでも纏めますvv


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葛生冴 [MAIL] [HOMEPAGE]