| 2005年08月11日(木) |
そんなわけで憲政記念館。 |
昨日は有休使って憲政記念館でした。…20代女子の有休の使い方じゃない気もしますが、マァ気にするな!(開き直った) 今回は常設展が目当てでして、明治維新〜現代まで、日本の憲政史が各種史料(複製)とパネルで紹介されてました。議会速記録、出版してくれないかな…(無茶だ。)←1冊だけでもかなり分厚い
速記録。括弧して(拍手起る)とか(黙れという呼び声)とか、議場の反応まで丁寧に記録されてましてですね、尾崎の演説時の野次が面白かったです。野次というかむしろ合いの手?「ぃよっ!○○屋!」とかあってもおかしくないくらいの盛り上がりっぷり。楽しそう。 …仕事で、編集会議の書記を務めているのですが、やっぱりアレかな、議事録にはちゃんと(笑い起る)とか(一同静まり返る)とか書かなきゃ駄目かなあ。(笑。おもしろそうだけど、ハッキリ言って速記修めたわけじゃないので、発言メモ取るだけで精一杯ですよ)
第一回議会の当選議員の顔写真が紹介されてたのですが、神鞭恰好エエ…。と、惚れ惚れした後に尾崎の写真にコケました。何コレ、初めて見たんだけど…明らかにオカシイんですけど!ってか別人じゃねーのかコレ…。
で、犬養と尾崎の演説録音。2種類ずつ聞きましたが、やはり晩年の喋り方はちょっとまだるっこしい。でも、理路整然としてました。解りやすい演説でしたよ。若い頃だったらもっとハキハキしてたんだろうな。聞きたかったなー。 犬養はですね、何が巧いって、喋るトーンが普通なのですよ。演説っていうと大声張り上げる印象があるけれど、これで聞えたの?というくらい落ち着いたトーン。教室で生徒を教える時だって、ある程度は声張り上げないと、届かないもんなんですけどね。演説の真髄を覗いた気がしました。…現代政治家にも見習わせたいぞー…(マイク使って叫べばいいってもんじゃないんだよねぇ、主義主張ってのはサ)
平均所要時間1時間、とされてる展示に2時間半もかけ(汗)、赤坂見附で同行してくださった明治政界モエ同志2名とお茶をしつつ夕方まで散々明治政界人談義で盛り上がり、帰宅後はお借りした資料と本日の朝刊の解散総選挙関連記事を読み漁り。 消灯する頃にはすっかり満腹でございましたことですよ。ゲフ。
とりあえず腹八分目ということで、この満腹感の余韻を味わいつつ、そろそろ幕末探求に戻ります。待っててね圭介〜vv
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