みみずのたはごと

2005年01月06日(木)  年を越してしまった宿題を…。

仕事の合間にぽつぽつ書いてます。すなわち茶碗話ですが。…それでいいのか社会人。(いやよくない。反語。)
これまで経験した職場が、どちらかというと年末年始はのんびりゆったりする傾向にあったもので、生まれて初めての年末年始強行スケジュールの数々にあっぷあっぷしてまして、今日になって漸く、話の続きを捏ね繰り回す余裕がちみっと出てきたかなというかんじ。
どうして日本ってこんなに真面目なの…。年末休暇って普通2週間くらい平気であるもんなんじゃないの…。(ねえよ。)

初売りは、昨日今日と(遅)仕事帰りに銀座をふらふらして計3万円くらいのお買い物をしましたが、そのうち1万円以上が髪留めに費やされている(しかも値引きなし)というのは、初売りの用途をすっかり間違っているとしか思えません。
正月らしいことといえば、そのくらいか…。
結局、着物は2日間しか着ませんでした。正確には、身体が保ちませんでした。(葛生さんはちょっと背中を痛めてますもので、最終的には帯が凶器と化しました…)

『雲、西南に流る』(平山壽三郎、講談社)という小説が出ているのですが、元伝習隊通訳官が明治を生き抜く様を描く…と、いいつつ、前半分が太田陣屋で伝習を受けるところから始まって箱館戦争までという、ちょっと興味深い内容です。しかも、太田陣屋のこととか、伝習隊脱走前後の様子とか、だいぶ詳しく書かれていまして、何を参考にしたのか、原資料が知りたくて仕方ありません(苦笑)
参考資料に、野口武彦氏の『幕府歩兵隊』は載っているのですが、ここに記載されてない内容まで記述されてたもので…。
よっぽど買おうかと思ったけれど、いろいろ買物のあとで1800円出すことに躊躇いたしました。……『大鳥圭介伝』の2万円は迷わずぽんと出したくせにな…。


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葛生冴 [MAIL] [HOMEPAGE]