みみずのたはごと

2004年10月25日(月)  日記というからには、

毎日書いたほうがよいのでしょうけれども、そんな甲斐性とは生まれてこのかた知り合いになった例がない葛生です(自慢?)
新潟方面(含長岡市)に友人知人が点在しておりますもので、週末はニュースに追い回されてました。…の割にはのんびり更新作業なぞもしておりますが;;
もしここをご覧くださってる方の中に被災地の方がいらっしゃいましたら、どうぞ相変わらずの阿呆トークと大鳥さんの男前なへたれっぷりが束の間の慰めとなりますように。(それはどうだろう)

思うところありまして、夜話の史実云々の部分を一時的に下ろそうかと考えています。史実重視の立場を変えるつもりはさらさらないのですが、…そのー、すみません私、幕末を甘く見てましたよ…。何ですかあの膨大な資料の山は(屍) しかも欲しいネタはその山のあちこちに半ば埋まり半ば露出し、まずは探して掘り返して泥落として陽に翳して、ようやく使い物になるか否か判る状態。んなこと一々やってられっか!(逆ギレ) 現在事情で図書館に行かれないため、専ら大型書店とネット徘徊で掻き集めてるので、二進も三進も行きませんで、うーんつまりはやっぱり情報量が戦国時代と違うのだなぁ。自分ではちゃんと調べた気になって、嘘を書いてる可能性というのがいちばん怖いです。
というわけで微妙に敗北宣言。サイト開設してまだ一ヶ月未満だっつーのにな(遠い目)
うんまぁもう少し考えますよ。(でもたぶん下ろすような気がしている)

バードウォッチング執筆のために参考にした二冊は、新選組と銘打ちながら流山以降に多くのページを割いており、戊辰戦争全体を俯瞰するのにとてもよい資料でした。7月に母校の生涯学習講座で日野の巡検に出かけてるんですが、松浦令の『新選組』(岩波新書)はその時に先生から薦められた一冊。『新選組実録』(ちくま新書)のほうは、↑の時に資料批判をきちんとしているからと薦められた『歴史の中の新選組』(宮地正人・岩波書店)の中に多く引用されていたものです。国府台以降の記述は、『実録』のほうが充実してました。ただこれ、南柯紀行が再版される前の出版なので、引用が幕末実戦史、なんですよね…。
両方とも近いうちに書籍リストに追加しておきます。(宮地正人のはもうリスト入りしてます)

●更新
>大鳥文庫: バードウォッチングに「陸軍江戸脱走の真相…?」を追加。
  あくまで「…?」である点がポイント。妄想です。
>駄文: 京都と北行に夫々ひとつずつ追加。こっちも妄想妄想。


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葛生冴 [MAIL] [HOMEPAGE]