日々徒然
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大学の友人にCD屋さんでバイトをしている人がいます。そのCD屋さんは書店の中にあるそうで、書店のレジの前には話題の本や売れ筋の本が平積みされる場所があるそうで、ここ2週間近くはハガレンの何かの初回限定版(たぶんこれかと思われる)がどーんと置かれているそうな。しかし、レジの前にかなりの存在感をもって置かれても誰も買っていかないそうで、彼女はバイトが終わった後、いつもその本が売れずに残っているのを不憫に感じていたそうです。 彼女がハガレンに肩入れしているのは、ひとえに読んではまったと言うものではありません。彼女のお姉さんはそれはもの凄いハガレンの大ファンで、ハガレンののっている雑誌の購入はもちろん、声優のおかっけで大阪まで行ってしまう始末。彼女は姉のハガレン攻撃(家に帰ると自分の部屋にハガレン関係の雑誌や小説が積まれている等)に耐えているらしい。 で、話を戻します。日曜日に彼女はバイトに入るときに「まだ売れていない...」と初回限定版が売れていない事を確認しました。しかし、バイトを上がる時にはレジの前には限定版の姿はなく、とっても驚いた彼女は、家に帰ってお姉さんにこう報告したそうです。「あの限定版がやっと売れたよ!」 彼女のお姉さんはこう返しました。「あぁ、その限定版を買ったの、私」
バイト先に身内が来ることほど恐ろしい事はないと感じた一瞬でした。
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かき
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