sumieの日記

2017年02月25日(土) 明日はプレオープンコンサート

いよいよ明日は小黒恵子童謡記念館、4月1日再開館に向けてのプレオープンコンサート本番。
出演は指導している児童合唱団なかよしくらぶとフラワーコーラス。そして洗足音楽大学院を卒業されたピアニストさん2名。
桜井純恵は司会&ナビゲーター、指揮での出演。

一昨年の秋、以前高津区役所でお世話になった方が、市民文化振興室長になられ、お忙しい中訪ねて来て下さいました。
「小黒恵子童謡記念館再開館に向けて意見とアイデアを伺いたい」とのお話をいただきました。
後日改めて高津区役所で現在まで一緒にお仕事して下さっている課長と室長にお会いしお話をさせていただきました。

記念館と歌碑めぐりが趣味の私。どのようにしたら訪れる人が楽しめるか、訪れる人が増えるか。

ますは小黒さんの作品を地元の方々にもっと知ってもらうこと。そのためには合唱団体などに小黒さんの作品を歌ってもらうこと。
ただ歌って下さい、と言っても難しいので例えばCDを作るとか、コンサートをやるとか。

私なりにさまざまなアイデアをお話しさせていただき、CD作成が採用。所属している高津区文化協会のサポートをいただき、弊社で制作、レーベルは川崎市、という今までにない大がかりな事業が始まりました。

まずは参加してくれる団体の発掘。やはり「童謡」ですのでこどもには絶対参加して欲しい。
児童合唱団なかよしくらぶは以前から小黒さんの作品をレパートリーに入れていましたので、提案用の映像を作り、市役所にイメージをふくらませてもらいました。

記念館すぐ近くにある諏訪幼稚園、すこやか諏訪保育園が快諾して下さり、地元でも有名な坂戸小学校、多摩高校、洗足学園音楽大学も協力を約束してくれました。

文化協会も洋楽部門の先生方の協力をいただき「合同合唱団」を結成。
私が指導しているなかよしくらぶ、フリースペースたまりばも参加決定。

そしてすべての団体が歌う曲の選曲作業。記念館から大量の楽譜やレコードを借り、約800曲の中から15曲選びました。

各団体との連絡はもちろん、指導も行い、レコーディングを4日間川崎市民プラザふるさと劇場で行いました。

スタジオペンタという最高のスタッフさんたちのおかげで、一同に400名近くの人が集う生録音も無事終了。デザインも弊社とデザイナーさんアイデアを出し合い、マスタリングも私は病床でも行い、形になりました。

こんなに時間をかけたお仕事も初めて。出会った市民の方々、協力して下さった方々、みなさまの結晶が「CD」という形になり、いよいよ明日披露されます。
発売は4月1日開館日からですが、明日観覧の方のみお聴きいただけます。もちろん、コンサートでもお聴きいただけます。

レコーディングまでの軌跡をスライドショーでも上映します。

川崎の歌姫としてここまでのお仕事をいただきましたこと、本当に有り難く感謝しています。
そしてまだまだやりたいこと、アイデアたくさんあります(笑)。次につながる一歩として、明日精一杯やり遂げたいと思います。


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sumie |Melody forever&ever