| ● 2005年01月30日(日) |
『本日の寒波来襲』 ● |
これからぐっと寒くなるらしいですのですよ 花のトーキョーは。 花粉症も到来しつつあるのでね、街中ではグズグズとすすっている人も出てきましたよ 鼻のトーキョーは。
寒くなると言ってもね 所詮トーキョーですから、気温で言えば以北の方々には屁でもないのでしょうけどね。 東北や北海道ではすでにバナナとかモービルとか凍ってるようなのでね あまり寒さはネタに出来ないです。
岩手出身のクエスト制作チーフ 通称・自慢の娘、エミィ上村が語ってくれました、壮絶な雪国談話。
彼女の実家は家の前が狭い道でね なんでも80メートルほどの上り坂の頂点にあるそうなのですよ。
で、ある冬のドカ雪の日。 雪で埋まってその坂道が寸断されてしまったのですよ。 まさに陸の孤島。 上村家、なんかもうドクター孤島。
そんななか不幸にもご両親は車で外出中だったそうで ちなみに母上の名前はクミィ上村だそうなんですけどね、 ご両親を迎えるために、お留守番のエミィ、エミィの姉、エミィの祖母で その坂道を上から必死に雪かきしたらしいのですよ。
とうちゃんが出稼ぎし、働き手を失った農村では、 労働力はじいちゃん、ばあちゃん、かあちゃんの手に委ねられることとなり、 こうした農業の現状を「三ちゃん農業」と評したと、昔社会の授業で習いましたけどね、 この光景もまさに「三ちゃん労働」ですよ。
でもね、坂の下まで雪かきを終え、見上げてみると 坂の上はすでに雪がどっさり積もっていたらしいのですよ。
ああ、家だけが孤島。 無人でお留守番ですよ。 ラララむじんくん ラララむじんくん ラララむ。
そして健気にも、更に雪かきを続け そしてどんどん雪が降り積もる、そんな中 携帯もない、かつてのその時代に 今度は雪の重みで道脇の木が倒れ、電線が寸断されたそうですよ。
ああ無情。 独立国家樹立の瞬間です。
その後の出来事は確認できませんでしたが きっともうろうとした幼いエミィの脳裏には、会ったこともないご先祖様 サザエさんで言えば磯野藻屑源素太皆のような方が見え隠れしていた事でしょう。
そんな話を聞いてしまっては、雪のないトーキョーで 寒い寒いと言っていてはいけません、 と、肝に銘じました。
ちなみにメンバーの中で一番の寒がりは そんな話を聞かせてくれたエミィ本人です。
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