午後からの予定が来週に変更になって、 急に5時間ほどぽっかりと時間ができた。 やりたいことは色々とあったというのに、 何と、取りあえずおこたで寝てしまった。 何のこっちゃ。
そんな中での出来事。 友人に紹介された、初対面の女性(少し年下)についてである。 初っ端の挨拶では、 「何やろこの人…めっちゃ適当なチャラい人やなぁ。 ぱっと見じゃ何してんのかよう分からん人やなぁ」 的な態度丸出しで不躾にじろじろと全身を眺めまわしていた癖に、 直後に私の友人が、 「この方はNPO法人○○で理事をされていて、 大学院で勉強しておられてね…」 などと紹介した途端、 「え、そうなんですか?(え〜嘘や〜ん!)それはそれは!」 といきなりキーキー声でへーこらし始め、 私のキャリアについて詳細にインタビューし始めた。 少々イライラしたので、 大学院での研究について聞かれ始めたタイミングで さくっと話を中断した。
確かに、私の見た目からはNPOは連想しにくいだろう。 非常に残念だが、大学院はもっと連想しにくいだろう。 この時も(いつも通り)油断していたので お洋服もちゃらんぽらんだったことは認める。 しかしである。 そもそも今時、NPO法人の理事など 珍しくも何ともない上に偉くも何ともない。 驚くほどお金もない。 ところが、この方のように、「理事=何だか権力がありそうな人」 という残念な認識をお持ちの方もまだいらっしゃるのである。 化石級である。
相手が何者なのか読めない場合、 初対面から愛想良くしておくのが、安全側の対応だろう。 肩書きで態度を変えると、変えられた方は確実に気づくからだ。
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