Kの日記
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2011年01月25日(火) 指は覚えていた

WEBの世界のどこかに 
私が 居続けること 
生きることへの
執着心が 
ほんの少しでも
持続する場所を
持てたら

そうおもって開設 放置したブログは
数えきれない

でも まったく意外な場所に
2007 落ち着き
現在に至る

昨日ぼんやりと doblogのことを
思い出したので 行ってみると
大手上場企業のやることではないような
一文で
その場所は 閉ざされていた。

あのlivedoorでさえしなかったことを。

その瞬間に 指がここを思い出した。

PWを忘れていて 再発行をと手続き。。
アドレスが違いますと表示が出る。
このアドレスしかないのにと思った瞬間
指が動いた。

指は 覚えていた。

きっと だから ここも 大切な場所なんだ。
そうだそうに違いない。


2009年06月23日(火) イキ

目が完全に冴えるか再び眠りへおちるか
そんな揺らぎの瞬間に
強烈なスパイクボールが顔面にぶち当たるような
イナビカリを見てしまったような感覚で

88歳まで 生きていて つらくなかっただろうか
という疑問符が 思考回路に 残像を残して消えた。

昨年88歳で 一年間半 人工透析の末 亡くなった祖父は
私の誕生日に 天の川へのぼっていった。

宮崎へはいけず 大阪の20年使っている
撓んだぎしぎしうるさくなったベットの上で
私は最期のお別れも出来ずに いつものように過ごし
涙もながすことはなかった。

ただ いつもとちがったのは
私は 曾祖母に 祖母に 叔母 叔父  
また 息を止めた人を 最期に見送ることが出来なかったと
冷たくなった人に触れたことがない自分ばかりを
一日中 悔やんでいたことくらいだ。



つらく
なかったろうかと

イキテイテ 
まだまだ 死にそうになく
イキテイクノニ イキスルコトが
今の私には 心底きつくて 苦しいのです

おじいさん
教えてください
つらくは 
きつくは
苦しくは
なかったですか。


2009年04月09日(木) ループ

自分への諦めだけが
自分を冷静にさせる
その事に安心する自分がいる



2009年04月03日(金) 真夜中の天井に記す

何を抑えるでもない錠剤の数が

あっとゆうまに増えている

依存だ

最新の治療を受けよと誰もが笑顔で私を攻め立てる幻

そうね それでその先に 私の何が確保されているの?

誰も攻める気はない

だって 副作用だって薬で抑えるような現実

てんこ盛りのサプリで健康維持?

ただ 20年一枚も残る事のない写真と

20年間分の私は どこにもいないのだ。

元気なころ 夢見たのは 小さな幸せと 過労死

自分の選んだ道は それに最短距離で自分を疲弊させていく道

燃え尽きて 真っ白になって死ねない今

このまま 朽ちたい それが 私の本音よ。


2009年03月01日(日) 無視

一日に 何かを始めたくなる癖
始めたところで 何が改まるってことも 続くことも 
新しくなることも あるまいに

今日は そんな自分を無視してやった

大事なんは 明日からでも 今日からでも
まして 執行猶予的 一日からでもないんやから

今 始める事が 一番近道



2009年02月27日(金) ぬくもり

昨日は 胸が初めて痛みを感じる

2角取りを 頭が痺れる位までやり続け
コワイという感覚と 
私が 今 此処からいなくなったらという
思いから逃げ出したかった。

痺れる感覚と 眠りの狭間を
スライドするように横になった。

冷えた雨は 痛みを増長させ 数時間で目が覚める。
雨音をききながら 体中が痛いはず 慎重に寝返りをうつ。

その瞬間 寝返りをうった背中に ふわりと
昨年 20年ぶりに再会した同級生Tのぬくもりを感じた。

涙が出た。嗚呼 有難う そう言って笑ってみる。

あの日のように キスを せがんだけれど
あの日のように 真っ赤な顔で はぐらかされた。

それでも いいや
だって もう 奥さんにおちびさん達 
もう立派なお父ちゃんやもんな
困らせてごめん。

そうおもえたのは 変わらず優しい照れたままの
Tの手が 強く私を抱いていてくれたから。

変わらず優しい すぐ赤くなるTは
夢の中でも 同じ。

ぬくもりと一緒に胸の痛みは消えていた。


2009年02月08日(日) キラキラ

日々は

なぜ こうも

私を 置き去りにしていくのだろう

白の錠剤を 数錠 溶かすだけの日々

今日は やけに 夕日が部屋に差し込んでくる

その眩しさに 笑われている気がした。


2009年01月12日(月)

しみったれた希望や夢などに
もう しがみつくまいと
到底叶う事など一生涯ないのものや
時限が切れたものの
捨て場所を 毎日必死になって探している

それなのに 
それらが 息を吹き返しそうになる幻想に
たびたび高揚し お決まりのごとくに
絶望する
ざわついたままの胸の内に翻弄され
毎日が終わっていく


2008年10月26日(日)

私は 私の人生を
もう随分と前に 絶望してしまっていたことに
誕生したばかりの命を前に 思い出してしまった。

そんなことすら 忘れてしまっているほど
日々は 白紙を無雑作に複写しているかのごとく
味気なく まるで病院食のようにすぐ消化されていく。

砂のようにザリザリと 私の中で 侵食していく骨。

まるで 萩原朔太郎の 蛸のようだ。



2008年10月01日(水) 20年ぶり

20年ぶりに 梨の皮をむいた。

途切れずに むけた。

はじめて クラムチャウダーも作った。

見事に失敗。

何かを少し取り戻せた気分。


カオリ |MAIL

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