Drop.. Dustbox

2015年01月01日(木) 短文&没文の漂流所です

SSSとも言えないような短いものや没った文章の漂流所です。
短いとか没るくらいですので、出来は期待しないでください。

遙か3の九弁と外野からみた二人の話中心です。



2010年06月20日(日) 恋慕 九郎

気がつけば弁慶がどこにいるのか、何をしているのか、いつも気になっていた。

友として大事に思っているだけだと言い聞かせても、それを超えた己の心を持て余していた。

書きかけ



2010年06月18日(金) 書きかけ (九郎)

幼い頃の記憶はあまりない。
母上と離れ離れになった日のことだけは鮮明に覚えていたが。

気がつけばいつも弁慶が隣にいた。



2010年04月25日(日) 僕の全て 弁慶

――そんなに九郎さんが好きなんですか?
いつか、白龍の神子に問われた質問。

――どんな所が好きなんですか?
すぐには答えられなかった。

どんな所がとか、好きとか、そんな次元ではなかった。
九郎は僕の全て。
いつか、九郎のためにこの命を差し出すその日まで、
生きていられればそれでいい。



2009年12月07日(月) この命あるうちに… 敦盛

この命あるうちに、出会いたかった。









書きかけ



2009年06月18日(木) だから僕は―― 弁慶

この色素の薄い髪と、白い肌、琥珀色の瞳のせいで
幼い頃から鬼子と呼ばれ、忌み嫌われてきました。
母親にも捨てられ、預けられた寺でも、誰にも愛されることはなかった。


…寂しいという感情はとうの昔に消えてしまいました。


九郎はそんな僕に、最初に友情をくれました。
次に信頼を。
そしていつの間にか、愛情を僕に向けてくれました。
深い深い愛情。

僕の虚ろが満たされる。
……九郎で全部みたされる。


だから僕は――。
九郎の為に命を散らすのも厭いません。

九郎を亡くすくらいなら、僕が命をなくしましょう。



2009年06月04日(木) 無二の友 九郎

初恋は叶わぬものだと聞いた。
…本当だろうか。

ならば、この想い、恋情などではない。
友情だ。


先日、あいつに言われた。
『大将が軍師に甘いようではいけません。他の部下に示しがつかないではありませんか』と。

ならば弁慶。
お前は俺の部下などではない。
俺の大事な友人だ。

友人ならば、皆の前でお前を心配してもいいだろう?







2009年06月02日(火) 無言 9B外野 将臣と譲

「あー何だ。あれだな。九郎と弁慶ってデキてんのか?譲」

将臣は、まるで今日の夕飯は何だ?くらいの勢いで事も無げに譲に聞いた。

「なっ、俺に聞くなよ。俺だって最近気づいたばかりなんだ」

「そ、そうか…」

「「…………」」







2009年06月01日(月) 弱点 九郎

俺、源九郎義経は、武蔵坊弁慶に弱い。
わかっている。自覚はある。

だが、あいつは常に俺のことを一番に考え、軍にとって最良の策を打ち出してくるのだ。
俺が弁慶の言葉に、すぐ納得してしまうのも無理はないだろう。

べ、別に恋仲だからといって、甘いわけではないぞ。
勘違いするな。







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霜月あおい [MAIL]