一橋的雑記所

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2005年01月03日(月) 余白その2.

そんな感じで、二つ目。



少し変わったかしら。


不意に、窓辺から届いた声。
空耳一歩手前のその呟きが幻でない事は。
こちらに背を向けている彼女の背中を見た瞬間何となく知れて。

そうかしら。

同じように、吐息に混ぜ込むようにして呟きを返す。
手元のティーカップからはほんのりと白い湯気が立ち上り。
冷えた空気をその道筋の分だけ温めてくれる。

常ならば教室に腰を落ち着けて。
退屈ながらも穏やかな日常を形作る時間を過ごしている筈の二人は。
けれども、それぞれの進路を既に決め終えた身であり。
級友たちの大半が姿を見せないあの場所にではなく。
長らく慣れ親しんだこの場所で。
示し合わせた訳でもなく共に束の間、午後のひとときを過ごしている。

ええ、あなたもね。

先程よりは輪郭のくっきりした声音はいつも通り気怠げで。
その事に少し安堵のようなものを覚えつつも、思わず苦笑を零す。

私?

そう。

西に傾き始めた陽の光をその横顔に受けながら。
窓辺の彼女が静かに振り返る。

そうかしらね…あなたは相変わらずのようだけれども。

そうね。

冬の陽射しと影に縁取られた彼女の顔はくっきりと。
それでも、どこか茫洋としたものを湛えたいつものそれで。
だからこそ、先程感じたもの以上の安堵めいた感情を胸の奥に灯してくれる。

彼女は、変わらない。
いや、変わらないようでいて恐らく。
自分の預かり知らぬ所できっと。
数多くの変化を遂げているのだろうけれども。
それでも、この目に映る彼女は、始めて逢った時と同じように。
何かを求めながらさりとてそれに対する焦燥も渇望も面には表す事は無く。
その計り知れない心の奥深い所にはきっと。
自分であれば制御しきれないかもしれない程の。
荒れ狂う嵐や波を抱えたこともあっただろうに。
それでも、それらは決して面には表れることなく。
ただ、彼女の顔は目は、淡々と。
真っ直ぐに前に向かっていたのだ、いつも、いつでも。

その姿に、自分は何度、救われてきただろう。

……なんてことはきっと。
一生、口にすることはないだろうけれども。


なあに?

不自然に長引いた沈黙を気にしてか。
彼女の、形の良い眉がほんの僅か歪むのを見て。
少しだけ愉快な気分になる。

ううん。お茶、冷めちゃうわよ。

そう、とだけ呟いてまた、彼女は窓の外へと視線を転じる。
そこにはきっと、もう一人の友の姿があるのだろう。
空いたポットを手に席を立ちながら。
そして、もう一組のティーカップを用意しながら。
そっと、囁いてみる。


有り難う。


その場の空気を揺らす事無く零されたその呟きは。
この部屋のドアの外から響いてきた。
懐かしい足音の中に紛れて、消えた。



2005.01.07.



凸蓉二つ目……?(何)

これまたリハビリちっくにて、お目汚し、失礼をば(平伏)。


2005年01月02日(日) 明けました。

新しい年。
新しい毎日。

でも、限りなく日常的な毎日。


そんな感じで。

近所の百貨店で家人に福袋的お年玉を買って貰ってウハウハの。
一橋にて御座いますです。
皆さま、ごきげんやう……(平伏)。

さてその中身は。

電池要らずのGショック。
おっきいのでは無くて所謂Baby-Gサイズのアレですが。
真っ赤なフレームとベルトが素敵な一品。

ちなみにこれが4本目のGショックシリーズでありますです。

腕時計は兎に角、タフな奴でないと。
昔右効きのなのに右腕にはめる癖のあった己。
2本ばかりガラスにひびを入れてしまった事があり。
でもって、防水非防水に関係なく。
付けたまんま顔洗ったり洗い物したり平気でするものですから。
文字盤に染み作ったりカビ生やしたり(!)なんて事も良くあって。
なので、電器屋勤めの時に時計担当になったのを機に。
以来、腕時計といへばGショック。
それこそ、象が踏んでも壊れないですから、あれなら(笑)。

昔CMで、アイスホッケーの、何ていふのでしたっけ。
スティックでバコバコ叩かれたり飛ばされたりってなアレに入れられて。
容赦なく叩かれすっ飛ばされてる有様を見て。
で、研修でカシオさんに「あれはやらせではありません」って話を伺って。
物凄く、安心した覚えがあって。

で、物凄く安心して粗雑に使い倒しているのですが。
ひとつだけ盲点が。

流石にベルトは普通に傷みます(笑)。

だもんで。
初代のは、ベルトが根っこから切れて置時計状態に。
二代目は、世界クジライルカ会議モデルって触れ込みの奴でしたが。
ベルト・フレーム共に色移り激しく、何となくカビっぽい色に変色してしまって。
これまた、置時計状態。
(※ベルト変色については次のクジイルモデルから改善されたらしいですが)
三代目は現在使用中のものですが。
本体はアナログモデルでベルトは布製。
結構頑丈なベルトでしたですが。
上記の如く荒っぽく使ってる内にベルト表面が擦り切れて。
切れそうにはないのですが、ちと可哀想な状態に。

そして、四代目。
半透明な真紅のラバー仕様のフレーム&ベルトのBaby−G。
今度こそ、ベルト切れには細心の注意を払って使ってあげないとな、と。
心に誓った、そんな2005年の幕開けでは御座いますです。


そーいへば。
ALBAがGシリーズに対抗して発売した。
Spoonなる時計も己、一本持っていた筈なのですが。
ええ、スノーボードするときつけてても大丈夫な頑丈モデル。
あれは一体何処にやっちゃったんだらう……(胡乱)。

てか。
タフな防水仕様な腕時計。
タフなのは結構なのですが。

電池交換代金がべらぼうに高くつくので。
確か、Spoonは電池切れが思いのほか早かったので。
それでつけなくなって何処かに放置した気が……(伏し目)。

ええと。
今回のはだから、電池交換不要のソーラーシステム入りなので。
多分、大丈夫。長く使える筈。多分……(更に伏し目)。


てか。

釣った魚に餌やらない性格がこんな所にも出てますか己(大違)。


そりは兎も角。

新しい一年の幕開け。
今年も迂闊に粗忽に胡乱に。
勝手気ままにまったりと。
己的サイト&己的日常を。
のたくら続ける事は必至では御座いますですが。

こんな場所に、わざわざ、お出で下さいます皆さま。
そして、こんな己に、わざわざ、お付き合い下さいます方々には。
その、寛いお心にて。
お見守り、お見逃しいただけましたならば己。
この上なく、幸いに存じ上げますのです。

今後とも。
何卒、よしなにお願い申し上げ奉りますです……(平伏)。




2004年12月31日(金) 行く年、来る年。

去るもの。
来るもの。

一年一年を繰り返しながら。
いつもいつも思うことは。
この手に掴んだ筈のものを。
手離さないで居る事の難しさ。
それでもこの手に残ったものを。
守り慈しむ事の、難しさ。


さて。


いよいよ、大晦日。
文字通り、嵐のやうな一年でありました。

己自身の不甲斐なさとか至らなさとか。
いい加減さとかテケトーさとかが主な要因で。
色んな方にご迷惑とかご心痛とかご心配とかをざかざか掛けたり。
中には己を見放されたり見限った方も居られたかも知れず。
また、そんな方には最早言い訳も弁解もしやうのない有様のまま。
それでも尚、己を見守り見逃して下さる方が居られたり。
そればかりか、居て欲しいと仰って下さる方が居られたり。

生来の凹み易い性分と。
それから、己の度し難さを分かりながら。
どうにも是正できてこなかったこれまでの時間の長さに打ちのめされ過ぎて。
己自身でも見離し、手離したくなるやうなこのちっぽけな存在に対して。

此処に居ていいのだと。
己で良いのだと。
仰って下さる方たちの言葉を。
どうにかこうにか素直に受け止める事の出来るやうな。
出会いと場所を得た事が。
今年一年の己の幸せを支えてくれた一番の柱だと思いますです。

こうして出会えた全ての方に。
去っていった方や、いつの間にか何かしらの距離を作ってしまった。
でも己にとっては変わらず大切で大好きな方も含めて。

心から、感謝致します。

どうか、どうか。
皆さまが、幸せでありますやうに。



そんな感じで。



迂闊で粗忽で胡乱な一橋。
今年最後のご挨拶にて御座いますです。
皆さま、ごきげんやう……(平伏)。


色んな方に。
特に『マリみて』と某所チャットを切っ掛けに出逢えた皆さまには。
本当に、感謝の言葉もないくらい一杯一杯な想いが胸に溢れる己ではありますですが。

特に、感謝を捧げたい方が。

某所チャットこと祥子ラヴ人の茶の間を主催なさっております所の。
『Wo ein Wille ist, ist auch Weg.』さま管理人の、先生こと優貴さまと。
今は休養中(此処強調)のお師匠こと基平さま。
思へば優貴先生と。基平お師匠との出会いが全ての始まりだったと思うと。
己、感無量でありますです。
何度と無く凹みまくってもう立ち直れないと思った時もありましたですが。
ええ。本気でもう、あの場所には戻れないと思った事も実はありましたですが。
そんな時に先生や師匠に掛けて頂いた言葉がどれだけ己を励まし支えて下さったか。

あと多分。
ご存知なかったかも知れないので此処に正直に告白しておきますです。
お二人の存在が無かったら己、此処まで『マリみて』と一蓮托生な気持ちには。
きっとなれて居なかったと思われますです(笑)。

完璧白属性偏重だった己に。
祥祐の幸せをお教え下さって有難う御座いました!(微笑)


その他にも、感謝しても仕切れない方は本当に。
本当に沢山居られますのですが。
でもきっと。
己が大切に思う皆さまにはこの気持ちが。
言葉に出来なくてもならなくても、通じると信じて。
今は、ただ、祈りますです。

皆さま、どうか良いお年をお迎え下さいませ。

今年一年、本当に、有難う御座いましたです(平伏)。




さて。
それから。


年の瀬も押し迫ってから。
様々な場所で様々な出来事があって。

それだけでは無くって。
既に起きた出来事が今尚尾を引いて。
この寒さの中。
どれだけの苦しさを味わっている方が。
どれだけ数多く居られるのだらうと思ってみても。
それこそ、想像の範疇を超える壮絶さで。

独り暮らしを始めてからこちら。
意図したわけではないのですが。
TVや新聞といった。
即時性の高いマスコミュニケーションなものを排した環境にある己は。
更に周囲の人たちとの時間的な落差とかも感じつつ。

それでも。

己的お姉さまの言葉を借りれば。

「想像しろ、アタマを使え、と」脳内で鳴り響くものに耳を傾け。
ただひたすら、祈り続けますのです。


自然であれ人為であれ。
災害や災難に巡りあわせた方々の身にこれ以上。
何も悪いことが起こりませぬやうにと。
無為かもしれないけれども、無力かもしれないけれども。
ただ、ひたすら、祈り続けますのです。

そして。
ただの無力で愚かな一存在である己の。
傲慢で独りよがりな罪悪感とかを払拭する為であっても良いから。
今の己に出来るほんの僅かな事を探し続けるだけなのでありますです。





取敢えず。
コンビニではなるべくお釣りの出る買い物をしやう…ちゃりーん(胡乱)。


一橋@胡乱。 |一言物申す!(メールフォーム)

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