ヒビワレ。
 
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2005年11月18日(金)  初日@宇都宮
ここ数日HELLOツアーの頃の感覚を自分の中によみがえらせていて、
だから1曲目が「冷たいコード」から始まったとき
一気に気持ちがぐわーーーーーと波立った いい意味で。

けれどそこからは最新型のモーサム
おもしろいくらいに自分の中に流れ込んでくる
「HigH」を聴きながら、ここまできたこと
そしてこれからも歩いていけることを
とても感謝したい気持ちになって涙が出そうになった
「GREEN & GOLD」がとにかく大きくて
やっぱりもう この狭さがなんて似合わないんだろうと
来年のAXを楽しみに思えてしまった
後半戦も楽しみだ。

今まではずっと舞台と客席の間に
ガラスのような壁があるのを感じていたけれど
それがはじめて取り払われたのを感じた
「TOKYO HEAVY」
舞台(モモさんしかいないけど)と客席の空気が
確かに交じり合った
こんな気持ちを感じたのは初めてだ!

思わず冬物の上着を着て出掛けた今日
その寒さの中で鳴らされる「ペチカ」
わけがわからない感情に心がぐるぐるになり
あー この巻きこまれる感じが好きなんだ
私はなんてモーサムが好きなんだろう!
自分の中で気持ちをもてあます事が
そして今こうして目の前で聴けることはなんて幸せなことなんだろう!
って思って、もう嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。

笑ったのは本編最後「13 HOT DOGS」
タケイさんがベースを持ったままステージ袖に消えた
トラブル?それともトランペット?
でもトランペット使うなら最初から用意するか…
そのとき客席の明かりが薄く灯り
なんで?やっぱりなんかトラブル?
と思った瞬間、背後に気配を感じた
振りかえったらそこにタケイさん(With Bass)が!
私はかなり後ろで見ていたのですが
そのすぐ横にある控え室出入り口からタケイさんが現れたのだ!
その場でベースを弾き始めるタケイさん
最初はお客さんも全く気付いてなかったけど
タケイさんが客席最後方の物販テーブルに立ち上がり
そこでベースを弾き始めたもんだから
そりゃあもう大騒ぎ!
最後列が最前列になってしまった(笑)
そこからタケイさんは弾きながら
客席のど真ん中をプロレス入場(笑)
柵を乗り越えステージに上がった
もう もう もう もう なんて人なんだ!(笑)
一気に狭いところならではの楽しみ方で空気を変えてしまった

なんかもうとにかく楽しくて楽しくて
幸せな気分でいっぱいで会場を出た

一番好きなバンドを
現在進行形で最高の気分で目の前で見られるって
なんて幸せなことだろう!



行きの電車からは金色に光るすすき
帰りの電車からは白く輝く月
電車を降りたら星が瞬いてた

街灯が全部消えちゃえばいいのに
と思うくらいにきれいな光の日だった



<SET LIST>
01 冷たいコード
02 モダンラヴァーズ・ボレロ
03 ビートルバーナー
04 FREEZE
05 片っぽメモリーズ
06 dee-dee-gator
07 OUTDOOR
08 HigH
09 GREEN & GOLD
10 TOKYO HEAVY
11 NO EVIL
12 アンハッピー・ニューエイジ
13 ロッキンルーラ
14 RED GUITAR C'mon
15 ダミアン
16 ハッピーアイスクリーム
17 NO WAY CITY
18 ペチカ
19 Have you ever seen the Stars?
20 ばちかぶれ!
21 13 HOT DOGS
〜アンコール〜
22 未来は今
23 凡人のロックンロール





2005年11月17日(木)  じゅんびたいそう
■気付けば11月も後半戦に突入。
いつもここから年末までは一気な感じです。
このせわしなさが好きでもある。

■そして11月というとなぜかよく旅をしているイメージ。
バンドがよくこの時期にツアーをしているからだけど(笑)
中でも、2002年11月〜12月の、
ナンバーガール・ラストツアー「NUM 無常の旅」から
(この「NUM 無常の旅」というタイトルは
 つけられた当初はバンドが解散する予定ではなかったのだが
 結果としてラストツアーにこれ以上ないタイトルになってしまった。
 しかし、非常に奥行きと重みと思い出に溢れていて
 とても好きなタイトルであります)
MO'SOME TONEBENDER「tour LIGHT,SLIDE,DUMMY」と続く、
1ヶ月の旅は思い出深い。

■当時私は無職で、前職の退職金を投げ打った旅だった(笑)
ナンバーガール駒沢、広島、東京、札幌、
モーサム札幌、新潟、大分、黒崎、福岡、大阪、そして東京。
しかも、この札幌滞在中に、バインから西原さんが脱退したっけ…

■バンドの使命を強制的に、
でもこの上なく鮮やかに終わらせたナンバーガール。
あれもこれもと聴きたい曲はたくさんあったはずなのに、
最後札幌での「omoide in my head」のアウトロから
最後の曲、「IGGY POP FAN CLUB」のイントロがかき鳴らされた瞬間、
おどろくほどに最後ということに納得が出来た。
全く悔いの残らないラストライブだった。

■そして、ツアー中、はたから見ていても
あきらかにわかるほど迷走をしたモーサム。
最終公演新宿で、この時点でのゴールを見てしまった気がした。
この先どこを目指すんだろう、と、
続いていくはずなのに不安になったのをよく覚えている。

■そして、自ら脱退の道を選んでバンドの道を拓いた西原さん。
おそらく誰よりもバンドを愛してやまなかった人の決断を思い、
北の地で吐く息白い中呆然としたものだった。


■思えば、バンドというものにたいして
客観的なスタンスを取るようになったのは
このあたりからだったろうか。
バンドが出す音に音以上のものをひりひりと感じてしまい、
しかしそれはどうにもならないことで傍観するだけなのだ、と。
思い入れとは自分だけの勝手なものだ、と。


■札幌の雪が積もる山奥で見た、夕闇の月と
湯布院のひんやりと澄んだ空気の匂いは
今でもしっかりと覚えているんだ。



■そして今年もまた旅へ。


あのねー、なんかすっごい今、ドキドキしてるんですよ(笑)
MO見るのが楽しみで楽しみで。
モモタン(笑)のやる気モードに触発されたか(笑)
Eさんの札幌レポにも影響受けたなあ。
なんか、久々に新鮮な気持ちが自分の中にかえってきてて。
ここ最近とはまた違うモードで臨めそうです。

あの、Eさんのレポ読んでですね、
自分が2001年のHELLOツアーの時に感じた気持ちをまんま思い出したんですよ。
見たいけど終わるのはイヤ!みたいに毎回思ってた(笑)
最終日、リキッドの階段を7階まで昇りながら、
歩いてゼーハーいってたのとはまた別に(笑)、
もう心臓バクバクで落ち着いていられなかったんですよねえ(笑)
なんていうか、ツアーマイ初日を前に、ひとかわむけた気分です。
なにせ最終日が福岡ってのがまた泣けるぜ!(笑)
「DRIVE」持っていかなくちゃな。


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