懐かしい!「さくら」だ - 2007年05月21日(月) またしても更新がすっかりご無沙汰になってしまい すみません! ゴールデンウィークはちょこっとしか休めず(><)、 素晴らしい天気を尻目に憮然。 でも仕事の行きがけ、帰りがけに例のラ・フォル・ジュルネ音楽祭を聴きに東京国際フォーラムに寄ったり、 つい先日はクリストフ・フォン・ドホナーニ指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団のブラームス・チクルス(交響曲全4曲を2晩で演奏した)に行ったりして、 音楽には恵まれていたから、まあいいか、というとこか。 特にドホナーニ&北ドイツ放送響のブラームスは、 満を持して行ったに相応しい、 ブラームス体験の集大成、と言えるような素晴らしいものだった。 とまあ、これらのことはまた次の機会(いつになるんだ?) に書くとして、 今朝、NHKの朝ドラ「どんど晴れ」を地上波でなく、少し前の時間に放映しているBSで見ていたら その後に、まあ懐かしい、数年前にやっていた朝ドラ「さくら」の再放送をやっていた。 この「さくら」、私はこの数年間に見た朝ドラの中でも結構お気に入りのひとつで、 主役の高野志穂は今どこで何をやっているのか知らないが、 (別にキライではないが) 今や大活躍している小澤征爾さんの息子、征悦(ゆきよし)くんが一躍このドラマで有名になったり、 あの長澤まさみが13?14?くらいで出ていたり(当時からかわいい)、 その弟役にえなりかずきの弟の江成正元がなってたり、 思い出?が多い一作。 私が大好きだったのは、小林亜星が演じていた主人公の祖父。 口は滅法悪い江戸っ子だが、情は深いというありがちといえばありがちな人物。 長丁場のドラマのどのへんに、どんな話で出てきたかまるで覚えていないが、 この祖父が言ったセリフは忘れない。 「ウソをつくな、とは言わん。他人にウソをつくのは場合によってはいい時もある。その人のためになることもあるからな。 でも絶対いけないウソってのがあるんだ。 それは自分につくウソだ。 そういうことを続けていると自分がわからなくなって、いつか自分が自分でなくなっちまうんだ。」 正確にこういう言い回しだったかは曖昧だけど こんなセリフ。 今、ここで書いていてもすごく心の奥深くまで響いてくる。 これは日常生活でももちろんなのだけど、 音楽と向き合い、関わっていることをしていると このことがとても重要になってくる。 これは仕事であっても仕事でなくても同じ。 いつも自分の心と対峙していないと、音楽をちゃんと感じることも、 ましてやお客さんにプレゼンテーションすることもできなくなってしまう、 とよく思うのだ。 ... また巨星が落ちた・・・ - 2007年04月29日(日) 20世紀最大のチェリストの一人で、 本当に「偉大な」音楽家であった ムスティスラフ・ロストロポーヴィチが80歳で亡くなりました。 今まで何度も聴いてきて、色々な思い出がありますが 何か気が抜けてしまって 却って書けません。 これから色んな記事や 様々な人がブログその他で書くでしょうから 私はちょっとだけでやめておきます。。。 初めて聴いたのは 1987年だったかな? 東京文化会館で小澤征爾さん指揮の新日本フィルとやった演奏会、 ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番と ドヴォルザークのチェロ協奏曲。 小澤さんを初めて聴いたのも丁度この時で 2人が横綱相撲のように、ガッチリと見つめあい、火花を散らしながら すごい演奏を繰り広げました。 でもこの時ほど こういう「完全な演奏」「完璧な演奏」があり得るのだ、 と思ったことはありません。 それはあのポリーニのピアノですら凌駕するものでした。 ちょうど(プログラムだったか?)に宇野攻芳さんが書いていましたが、 こういう演奏が出来るのは、 だいぶ肌触りは違うけど、他にはバリトンのフィッシャー=ディースカウくらいしか思い浮かびません。 ほとばしる音楽の勢い、巨大さ、熱さと、 精密なコントロールをする知性、技術・・・。 でも、悲しいですね・・・。 まだまだこれからも聴けると思っていました。 あんなに異様なくらい元気だった人が。 確実にまたひとつの「時代」が遠のいたことを感じます。 ...
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